【サービス紹介】ソニー株式会社『Internet Time Recorder』
FeliCaとインターネットで勤怠管理 離れた事業所、複雑な勤務シフトにも対応
2007年10月29日 11時06分更新
タイムレコーダーによる勤怠管理は、非常に手間のかかる仕事だ。特に事業所があちこちに分散し、社員、パート、アルバイトが混在してくると大変。そこでソニーは、非接触ICカードFeliCaを使った勤怠管理のASPサービスを提供している。
システム化も困難だった
数年前に「サービス残業」があちこちの企業で問題になった。会社からの指示でタイムカードに「退出」の打刻をしてから残業するというものだが、これは明確な法律違反。それ以来、各企業で「勤怠管理をきちんとしなければならない」という機運が起こってきた。
しかし手作業でタイムカードのデータを集計し、給与計算までこぎ着けるには、大変な労力を必要とする。100人規模の企業でも、総務や人事の担当者が数日間かかりきりになる必要があるのだ。
かといって、中小企業ではそのためのシステムを導入するのは困難だし、拠点が分散している場合には、拠点ごとにシステムを置く必要がある。それはほとんど不可能だ。
カードをかざせば打刻OK。シフト管理もできる
そこでソニーが提案したのが、同社の非接触ICカード“FeliCa”とASPサービスを組み合わせた人事・勤怠管理サービス。これならシステムを構築しなくて済み、各拠点にPCと非接触ICカードリーダーを置くだけでよい。
さらに、面倒なシフト管理もこのサービスなら簡単。有給休暇の残り日数もチェックできるので、社員サイドの利便性も増している。
提供形態 | ASP |
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用途 | 勤怠管理・人事管理 |
企業規模 | 特に問わない |
業種 | 特に問わない |
部門 | 特に問わない |
動作環境 | PentiumⅢ-500MHz以上のCPU、128MB以上のメモリのWindows2000、XPパソコン。ブラウザはInternet Explorer 6以上。常時接続回線(DSL以上推奨)。USB対応の非接触ICカードリーダー/ライターPaSoR(i パソリ)。非接触ICカードFeliCa |
利用料金 | 初期費用(10ID)3万円(税込3万1500円)/月額利用料(10ID)5000円(税込5250円)/変更手数料 5000円(税込5250円) |