マイクロソフト(株)は1日、当初2008年1月31日までだったWindows XPの正規OEMライセンス提供期間を2008年6月30日まで延長すると発表した。これにより、全世界でWindows XPの全エディション(Windows XP Home Edition、Windows XP Professional、Windows XP Professional Tablet PC Edition、Windows XP Media Center Edition、Windows XP Professional x64 Edition)の正規OEMライセンスとパッケージ製品の提供が延長され、パソコンメーカー各社から販売されているWindows XPプレインストールパソコンの販売も延長される。
Windows XPのOEM正規販売代理店ライセンス(DSP版)は、2009年1月31日まで提供される。Windows XPのサポート期間についても変更はなく、2009年4月までメインストリームサポートとして行ない、2014年4月まで延長サポートとして提供される。
なお、同社は正規OEMライセンス提供期間を延長した理由について、開発途上国の顧客や小規模事業者から「最新の環境(Windows Vista)へのアップグレードに、より多くの準備期間が必要である」との要望が寄せられたため、としている。