マイクロソフト(株)は22日、Windows XPの正規OEMライセンスの提供を2008年1月31日に終了すると発表した。これにより、パソコンメーカー各社から販売されているWindows XPプレインストールパソコンの生産も終了となる。
今回の提供終了については、同社が設定している“製品ライフサイクル ガイドライン”に基づかれて、Windows Vistaの一般向け販売が開始されて1年が経過する2008年1月31日に終了するもの。
また、企業内システム環境によりWindows Vistaを利用できない場合を考慮し、Windows Vistaのダウングレード権を設定している。Windows Vista Business/Ultimateがプレインストールされたパソコンを購入した場合は、Windows XP Professional/XP Professional x64 Edition/XP Tablet PC Editionにダウングレード可能。Windows Vista Business/Enterpriceのボリュームライセンスを所持している場合は、Windows XP Professional/2000 Professional/NT/98 SE/98/95へダウングレード可能となっている。
なお、Windows XPの正規販売代理店から販売されるDSP版は2009年1月31日まで提供される。Windows XPのサポートに関しては、2009年4月までメインストリームサポートとして行ない、2014年4月まで延長サポートとして提供を行なう予定。