フルHD(1920×1080ドット)の映像をリアルタイムエンコードできるPCI-Express x1対応のカノープス製キャプチャーカード「HDRECS」が今月26日に発売予定で、秋葉原のショップでは予約が始まっている。
この製品は、オリジナルの周波数特性をほぼ完全に維持したままキャプチャが行なえる映像コーデック“Canopus HQ”形式対応のキャプチャカード。放送業界でも採用されているという画像に応じて圧縮率を変更できる“可変ビットレート”に対応し、データが大きくなりすぎるのを防ぐために“限界ビットレート”の設定も可能。また、ハードウェアHQエンコーダを搭載し、入力された映像の変換処理をハードウェアで行なえ、CPUに負荷をかけずにフルフレームでキャプチャが可能となる。
最大入力解像度はHDMIが1920×1080ドット(HDCP非対応)、DVIが1280×1024ドット、アナログコンポーネントが1920×1080ドット、Sビデオは720×486ドット、アナログRGBは1280×1024ドット。入力端子はHDMI×1、アナログコンポーネント、Sビデオ、コンポジットビデオ兼用、アナログRGB、ステレオミニジャックという構成だ。対応OSはWindows Vista/XP Professional SP2。アプリケーションとして、Blu-rayオーサリングソフトやビデオ編集ソフト「EDIUS Pro version 4/30日体験版」が付属する。予価は高速電脳で9万4800円、T-ZONE.PC DIY SHOPで9万9750円となっている。