以前お伝えした、MACS Technology製のペルチェ素子内蔵CPUクーラー「MA-7131DX」の店頭デモ展示がカクタソフマップにて開始された。
本製品は、昨年同社から発売された「MA-7131」の後継モデルとなる製品。CPUクーラー本体部分とLCDパネルを内蔵する5インチベイ内蔵型の制御ユニットがセットになっているという点は、前モデルと同じ。主な変更点はリテンションキットに応じてAMD用、インテル用の2モデルでの販売が、両対応の1モデルに統合されたとと、LCDユニットを若干改良し、ケーブルが抜けにくくなった点。そして、CPUクーラーの冷却ファンが2800rpmの可変タイプ1基から1900rpm固定×2基になったところなど。
デモ機のスペックは、CPUがPentiumEE955(3.46GHz/TDP130W)、マザーボードはMSI「P965 Platinum-Plus」、ビデオカードがMSI「7600GT-T2D256E3」。デモ機のケース環境は、リアに12cmファン1基、サイドパネルはエアダクトのないクリアパネル、内部にネオン管を設置するなど熱がこもりやすくなっていたが、取材時にはベンチマークソフト“ゆめりあ”を実行中で、CPUの表面温度は56.3℃と表示されていた。劣悪な環境にしてはまずまずの冷却性能といえるだろう。また、デモ機のPOPには“サイドパネルにエアダククトのあるケースに変更するだけでさらに温度が下がる”と記載されていた。発売は7月下旬、予価は約1万2800円前後とのこと。