容量1000Wを越える電源ユニットが2モデル発売されている。ひとつはENHANCE(代理店サイズ)の「ENP-6610G」、もうひとつはOCZの「GameXStream Power Supply」だ。
ENHANCE「ENP-6610G」の特徴は、なんといってもその販売価格。容量1000Wの電源ユニットとしては安い約3万円となっている。またサイズ150(W)×160(D)×86(H)mmと、奥行きが通常のATX電源とほぼ変らないのもポイントとなる。
その他主な仕様は、ATX12V ver2.2、EPS12V準拠でアクティブPFC搭載。冷却ファンには135mm角(820~1510rpm/20.45~33.71dB)を1基備え、コネクタ数はATXメイン(20+4pin)1個、ATX/EPS12V(4+4pin)1個、FDD用4pin1個、HDD用4pin8個、Serial ATA8個。PCI-EXPRESS用6pinはクアッド構成にも対応可能なように4つ用意されている。価格はBLESS秋葉原本店で2万8980円、ツクモケース王国で2万9799円、高速電脳(完売)で2万9800円となっている。
OCZの「GameXStream Power Supply」も、容量1000Wを越える電源ユニットとしては奥行きが短めの140mm(全体のサイズは150(W)×140(D)×86(H)mm)となるのが特徴。容量は1010Wで、冷却ファンにはブルーLED発光タイプの120mm角を採用。こちらもPCI-EXPRESS用6pinはクアッド構成にも対応可能なように4つ用意されている。価格はUSER’S SIDE本店で4万6800円だ。