ヤフーオークションの官公庁オークションページに、12日から萌え系フィギュアが出品されて話題になっている。出品者は「北海道 後志(しりべし)支庁 小樽道税事務所 納税課」だ。
出品されているのは
・着せ替えOK! エヴァ 綾波レイ Marmit製 フィギュア
・3000個限定! ときメモ SPアクションフィギュア
――など10セット14体。最低入札額は800~1200円。これらのフィギュアの相場には明るくないが、そんなに高くはないのではないかと感じる。
官公庁オークションページは“不動産”や“自動車”“リゾートマンション権”などと仰々しいジャンルが並ぶが、その最後に“フィギュア”の文字がちょこんと付いている。おまけとして付いちゃいました、という感じだ。
それを見ると、驚きと共に疑問は沸くばかりである。
なぜフィギュアが? そして、なぜ小樽から?
ASCII.JPの編集者Qは「寒い地方は冬にやることがないから、オタクに走りやすいんじゃないのか? 漫画家は新潟県出身が多いと聞いた」といい加減なことを言う。
確かに知り合いの北海道農家の方々は、閑農期の趣味として高級大型外国製バイクを持っていた――本当は乗りたいのだが、閑農期=雪の時期なので、おいそれと乗れない――ミニカー収集にいそしんだりしているが、果たしてそうなのか?
というわけで、この謎を解明するべく納税課に電話したところ、担当者の納税第一係係長の亀本氏に取り次いでいただけた。
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