家族で自己解決してください……!? 離れた暮らしを近づける効果も
「高齢者をはじめとするデジタル苦手さんをサポートする方法はいろいろあるだろう。これまでは、そのゴールに向けて、ふくまろを活用し、魔法使いのように、できることはすべてやることを目指してきたが、その一方で、家族にも協力してもらうことで、サポートできるのではないかと考えた。今回の『ふくまろおしえてサービス』は、離れて暮らす家族とパソコンを一緒に楽しむためにはどうするか、といったことを見つめなおした結果、生まれたサービスでもある」とし、「目指しているゴールは、パソコンを活用してもらうために、またユーザーの困りごとを解決するために、なにができるかという点。困りごとを解決するために手段を変化させたものであり、その点では、ふくまろの大きなフェーズチェンジともいえる」と語る。
もちろん、ふくまろのそのものも、継続的に進化することになる。
「将来的には、パソコンでなにかをやりたいといった場合には、ふくまろが、パソコンの代わりに作業を行ってくれることも目指したい。そして、ふくまろが家族の一員になるという目標もある。未来は、パソコンというハードが無くなり、UIだけが残ることになるかもしれないが、そうした時代においても、目に見えるものとして、ユーザーを助けるのがふくまろである。ITがどんなに進化しても、最高の魔法使いとして、助けることができるパートナーでいられるように成長させたい」とする。
40周年の節目に、パソコンをより便利に、簡単に使うことでき、「パソコンは難しい」と言われることがない世界を作るための新たな一歩がはじまった。
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