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「CloudCore Hybrid」に続く、「CloudCore」ブランド第2弾

KDDIウェブ、運用代行や提案付きの「CloudCore Hybrid」

2011年12月16日 06時00分更新

文● 金子拓郎/TECH.ASCII.jp

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 12月15日、KDDIウェブコミュニケーションズはクラウドブランド「CloudCore」において、第2弾サービス「CloudCore Hybrid」の提供開始を発表した。

目的別のサーバー構成例を用意する「CloudCore Hybrid」

 CloudCoreは11月15日に発表されたばかりの中小企業向けクラウドサービスで、ホスティングサービス「CPI」と並ぶ、同社ブランドの主軸とするサービス。第1弾サービスとして、IaaS型クラウドサービス「CloudCore VPS」の提供を開始している。

 続いて今回発表されたCloudCore Hybridは、「専用サーバー」と「クラウドサーバー」の2つのプランを用意するサービスとなる。サーバーや各種ネットワーク機器を要件に応じて自由に組み合わせ、Webサイトの成長に合わせてリソースの増減(スケールアウト)ができるなど、クラウドサーバーの特長を活かしたサーバー構成が可能だという。

 目的別サーバー構成例が用意されており、これを選ぶだけで、必要なサーバーの種類やファイアウォール、スイッチの例がわかり、さらに価格も提示される。

ソーシャルアプリ・ゲーム向けの構成例

ソーシャルアプリ・ゲーム向けの構成例の価格

 また、サーバーの構築・運用をKDDIウェブコミュニケーションズが代行するフルマネージドサービスをクラウドサーバーでも提供する。オープンソースソフトのインストールや設定、サーバー監視や万が一の障害時の対処など、同社エンジニアがユーザーに代わって対応する。

 加えて、同社担当者が要件を聞き出し、最適なサーバー構成を提案するソリューション営業も用意。サーバーやクラウドの知識がないユーザーにも、わかりやすく丁寧に説明し、サーバー選定をサポートするという。

 専用サーバーの価格は、CPUコア×1、160GB HDD、2GBメモリで初期費用3万1500円/月額費用9975円など。全部で、7段階のプランを用意する。

 一方、クラウドサーバーは、「small」、「medium」、「large」の3プランを用意し、各プラントも初期費用は無料。月額費用は、CPUコア×2、200GB HDD、4GBメモリのsmallで8400円などとなる。

CloudCore Hybrid クラウドサーバースペック抜粋

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