10月に発表された、第2世代となるNVIDIA製のパソコン用3Dステレオ表示キット「3D Vision 2」が今日から販売されている。
従来モデルからの主な変更点は、レンズ部分が20%ほど拡大されて、27型クラスの大型液晶ディスプレーと組み合わせにも最適となった。装着中に周辺の光が入りにくいように、小さな遮光部品がレンズの上に取り付けられているほか(取り外し可能)、3Dメガネをかけたままヘッドホンを装着するとイヤーピースが当たって付け心地が悪いという問題を解消すべく、メガネのツル部分が若干縮小されている。
さらに、ディスプレー側の輝度を上げることなく画面の見た目の明るさを改善するという新機能「NVIDIA 3D LightBoost」を実装。メガネを付けたままでもキーボードバックライトなどの環境光が視認しやすいよう改良も加えられている。
なお、3D Vision 2は従来の3D Visionと合わせて使用も可能だが、3D LightBoostなどの新機能を使うには、3D Vision 2対応メガネとエミッター、対応ディスプレーが必須。その対応ディスプレーについてはエミッター機能を内蔵した27型3D液晶ディスプレー「VG278H」がASUSTeKから発売予定となっている。
販売を確認したパソコンショップアークでは「3D VISION2 WIRELESS GLASSES」が1万4800円、「3D VISION2 WIRELESS GLASSES KIT」が1万9800円。