本日26日(土)、CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe秋葉原にてmsi主催のイベント「お客様大感謝祭」が開催された。今月開催された「COMPUTEX TAIPEI 2010」で登場した製品の日本初お披露目ということもあってか、来場者の多くが興味深そうに見入っていた。
イベントの中心は「COMPUTEX TAIPEI 2010」で展示された3D対応液晶一体型PC、ノートPC用グラフィックカード拡張ボックス、マザーボード、ビデオカードといった製品群。
またトークセッションの最後の回では、飛び入りでライターの高橋敏也氏が登場。異なるGPUメーカーのビデオカード2枚によるマルチGPU環境が構築可能という同社お馴染みの機能「BigBang Fuzion」について解説を行なった。
MobileRadeon搭載の3Dマルチタッチ液晶一体型PC「AE2420 3D」
「AE2420 3D」は世界初の24インチ3Dマルチタッチ液晶を搭載した一体型PCで、3D表示用として3Dアクティブシャッター方式のメガネが付属する。主なスペックは、CPUがCore i5 650、メモリ4GB、HDDの容量は1TB。また、Blu-Rayドライブと、日本オリジナル仕様として地デジチューナーを内蔵し、マルチメディアに特化したモデルとなっている。
なお、3D表示にはNVIDIAの「3D Vision」ではなく、AMDのMobility Radeon HD 5730を利用している点も特徴だ。こちらの製品は8月中旬予定で価格は20万円前後を予定しているとのこと。
ノートPC向けグラフィックカード拡張ボックス「GUS」
「COMPUTEX TAIPEI 2010」のmsiブースでもひときわ注目を集めた「GUS」。ノートPC用のExpress card/34対応製品で、接続はPCI Express x1となる。今回は「Radeon HD 5670」を搭載した状態で、ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマークのデモが行なわれていた。会場のスタッフの話では「Radeon HD 5670」の場合、PCI Express x16接続と比べて、約90%程の性能が発揮できるという。
また、接続するノートPCのGPUに「Radeon」シリーズを採用、かつBIOSが対応していれば、「GUS」側の「Radeon」シリーズとHybrid CrossFireも可能となる。
付属するACアダプタは90Wで、それ以上の消費電力のビデオカードを使用する場合は別途電源が必要。ただ、接続がPCI Express x1のため、あまり高速なビデオカードを搭載してもその性能を活かすことができず、Radeon HD 5670あたりが最もバランスがいいという。気になる発売は、9月頃を予定しており予価は約1万5000円。
ゲーミングノートPC「GT660R」
Hydra搭載モデルやUSB3.0/SATA6Gbps対応の新型マザーも
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