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痛車でラリー! メロンブックスランサーの挑戦! 第11回

最終戦の1週間前に優勝していたメロン号!【動画あり】

2009年11月26日 19時00分更新

文● 河村椎祐

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ダートラで念願のポディウムの頂点へ!

 ついに、成し遂げた。今年は挑戦の一年と位置づけ、ダートトライアルとラリーの二足の草鞋を履いて戦い続けたメロンブックス・ラリーチャレンジが、ついに今年初のポディウムの頂点に立ったのである。その決勝タイム「1'49.803」は、総合でも3番手のタイム。しかも「1分40秒台」で走りきったのは、全153台の出場マシンの中でも、この3台しかいないのだ。各クラスの上位6名が壇上に登る表彰式、SA-2クラスの最後に浜選手とメロンランサーの名前が読み上げられたとき、会場からはこの1台のマシンの快挙に惜しみない拍手が贈られたのだった。

 こうして、最後のダートトライアル参戦を最高の形で終えたメロンブックス・ラリーチャレンジ。しかし、2009年のチームの参戦スケジュールはこれだけでは終わらない。このわずか1週間後、佐賀県で開催される全日本ラリー選手権最終戦「FMSC 吉野ヶ里マウンテンラリー」が、2009年の参戦スケジュールにおける最後のイベントとして控えていたのである。

 移動日を含めるなら、その猶予はわずか3日間。その短い時間の中で、メロンランサーはダートトライアル仕様からターマック(舗装)ラリー仕様へと大きくセッティングを変更し、無事に決戦の地・吉野ヶ里へと降り立つこととなる。

 今年最後の戦いで見せたメロンランサーの波乱きわまる激闘の様子は、先ごろ掲載された記事のほうでご覧いただきたい(関連記事)。なお次のページでは、公開練習と本戦での浜選手のインカー映像を公開しているので、優勝を決めたその走りを動画で鑑賞してほしい。

ついに登りつめた、ナンバーワンの座。1年間、ともに戦ってきた「めろんちゃん」人形を優勝カップの中に収め、誰よりも高いところから会場を見渡す浜選手。きっとその風景は、本当に光り輝いて見えたに違いない

(次ページへ続く)

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