松下電器産業(株)は、AV機器との連携を重視したA4ノートPC「人」シリーズの春モデル「CF-X1ER」を発表した。
「人」の新モデル「CF-X1ER」。CPUがPentiumIII-750MHzに高速化され、待望のCD-RW&DVD-ROMコンボドライブが搭載された。ソフト面では、DV機器に加えてデジタルカメラとの連携が強化された。 |
シリーズ2世代目となる本機では、CPUにMobile PentiumIII-750MHzを採用し、64MBのメモリ、20GBのHDD、1024×768ドット表示の14.1インチ液晶パネルを搭載。前モデルでは、CD-RWドライブ搭載とDVD-ROMドライブ搭載の2モデルが用意されていたが、今回はCD-RW&DVD-ROMコンボドライブが採用され、これに伴いラインナップは1機種のみに絞られた。ドライブのスペックは、書き込み8倍速、書き換え4倍速、CD-ROM読み出し24倍速、DVD-ROM読み出しが8倍速。このほか、重低音再生用に「S-XBS回路」を搭載したウーファも持つ内蔵スピーカ、2ポートのi.LINK、TV出力機能などは前モデルと同様のスペックを継承している。
ポインティングデバイスは前モデルと同じくトラックボールを採用し、ボールの周囲を取り囲むように設置された「ジョグホイール」も健在。従来モデルでは、付属のDVキャプチャソフト「DVキャプチャー」でフレーム選択を行うときに威力を発揮したが、今回はこのソフトをベースに作られたデジタルカメラのメモリに記録された静止画像ビューアソフト「画贈屋さん」も付属(デジタルカメラの画像記録・インデックスの規格「DCF」に対応した製品であれば、記録メディアの種類を問わずに利用可能)。本ソフト上での画像選択は、「DVキャプチャー」と同様にジョグホイールで簡単に行え、選択した画像の印刷や加工なども可能だ。なお、ジョグホイールは、通常のWindowsの操作ではIntelliMouseのホイールと同じ働き(ウィンドウ内の上下左右スクロールなど)をする。
価格はオープンプライスで、実売価格は30万円弱になると予想される。出荷開始は3月17日予定。
CPU | Mobile PentiumIII-750MHz |
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メモリ | 64MB |
液晶 | 14.1インチTFT |
解像度 | 1024×768ドット/フルカラー |
HDD | 20GB |
ドライブ | R8倍速/RW4倍速/CD24倍速/DVD8倍速 |
通信 | モデム、携帯電話/PHS |
サイズ | 310(W)×262~286(D)×40(H)mm |
重量 | 3kg |
OS | Windows Millennium Edition |
Officeアプリ | - |
松下電器産業(株)
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