“RADEON X800 GT/GTO”対抗モデル!? “GeForce 6800 XT”を搭載する初のビデオカードがInno3Dからデビュー!
文●増田
2005年09月28日 21時13分
“GeForce 6800 XT”を搭載する初のPCI Express x16対応ビデオカード「GeForce 6800 XT」がInno3Dから登場した。ショップによると「すでに発売されている“GeForce 6800 LE”の上位モデル」とのこと。販売価格が2万円を切るお買得モデルとしても注目だ。
|
---|
“GeForce 6800 XT”を搭載する初のPCI Express x16対応ビデオカード「GeForce 6800 XT」 |
|
---|
お馴染みのInno3Dパッケージに入って登場。ほかにバルク版も出回っている |
Inno3Dのウェブサイトによると“GeForce 6800 XT”は、下位モデル“GeForce 6800 LE”と同じパイプライン数8、メモリインターフェイス256bitなどという記載が確認できる。また販売ショップによると「XTのコア/メモリクロックは325MHz/700MHzで、LEの325MHz/600MHzよりも上位モデル」という。ちなみに“GeForce 6800”は、パイプライン数12でコア/メモリクロックは325MHz/700MHzというスペックだ。
発売されたInno3D製「GeForce 6800 XT」は、リテール版とバルク版が同時に登場している。搭載メモリはDDR 128MBでインターフェイスはVGA/DVI/TV-OUTという構成。nVIDIA SLI用の切りかけも確認できた。価格はリテール版がアークで1万8980円、高速電脳で1万9800円。バルク版がクレバリー1号店で1万9393円(DVI-VGA変換、ケーブル、ドライバCD付き)となっている。
価格およびスペック的にATI“RADEON X800 GT/GTO”対抗モデルとなる同製品だが、今回発売されたPCI Express x16対応モデルとほかにAGP対応モデルも用意されているという。未だに人気のAGPカードだけに、発売が待たれる製品といえそうだ。
|
| |
---|---|---|
カード裏面。インターフェイスはVGA/DVI/TV-OUTという構成。nVIDIA SLI用の切りかけも確認できる | メモリはSAMSUNG製DDR 128MB。ほかにDDR3搭載モデルもあるようだ |
■関連記事
- Leadtekから“GeForce6800 LE”を搭載した「WinFast A400 LE TDH」が登場
- Leadtek製オーバークロック仕様の“GeForce 7800 GTX”搭載カードが販売開始!
- メモリ512MB搭載の“GeForce 6600”カードが玄人志向から!
- 発表されたばかりの新GPU“RADEON X800 GTO”を搭載した初のExpress x16対応ビデオカードが玄人志向から
- “RADEON X800 GT”搭載のPCI Express x16対応カードにSapphire製リテールパッケージ版!
- “RADEON X800 GTO”に続き今度は“RADEON X800 GTO2”!? Sapphireからバルク版で販売開始!
- “GeForce 6800 XT”を搭載するDual DVIカードがGALAXYから発売に! GPUクーラーはZalman製を搭載!
- アキバならその場で買える! 価格約30万円のビデオカード「NVIDIA Quadro FX 4500」がELSAから!
- nVIDIAの未発表GPU“GeForce 6800 GS”搭載ビデオカードが明日から一斉に発売! まずはInno3Dが一番乗り!!
- 2製品目となる“GeForce 6800 GS”搭載カードがLeadtekから登場!
- デュアルファン装備の“GeForce 6800 XT”搭載AGP対応ビデオカードが玄人志向から!