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3D都市モデルをまちの課題解決に生かす――自治体・企業の活用事例を知る交流イベント

まちづくりDX全国会議 presented by 国土交通省都市局」開催のお知らせ

提供: PLATEAU/国土交通省

 国土交通省は2024年5月28日に「まちづくりDX全国会議 presented by 国土交通省都市局」を東京・日比谷スカイカンファレンスで開催する(オンラインでも同時配信)。

 まちづくりや都市・地域の課題解決に3D都市モデルをどう生かすか、どのような可能性があるか――同省が推進する都市デジタルツイン実現プロジェクト「PLATEAU(プラトー)」の活用事例や作品を多数紹介する。また、講演者や参加者同士、自治体・企業・クリエーターの枠を越えたナレッジ共有と交流を促進するネットワーキングも行われる。

誰もが使える3D都市モデルを提供するProject PLATEAU
公開データやナレッジをもとにオープンイノベーション創出も進む

 国土交通省は2020年からProject PLATEAUの取り組みを開始。日本全国の3D都市モデルを整備しオープンデータとして公開することで、誰もが自由に都市のデータを活用し、防災やまちづくり、ビジネス、エンターテインメントなど多様な場面で活用できるようにしている。

 地方公共団体や民間企業、研究者、エンジニア、クリエイターらが参加するプラットフォームとしても広がりをみせている。さまざまなプレイヤーと連携して推進するProject PLATEAUでは、3D都市モデルの価値を引き出し、そのポテンシャルを示すことに焦点を当て、各分野におけるソリューション開発やコミュニティ育成、技術開発などにも取り組んできた。3D都市モデルや開発成果のオープン化も進めており、公開されたデータやナレッジを活用した民間コミュニティによるオープンイノベーション創出が進んでいる。

自治体・企業・大学などの多様な取り組みを紹介
PLATEAUの活用事例や作品から“まちづくりDX”のアイデアを得られる

 今回の「まちづくりDX全国会議」には、「自治体・事業者取組紹介」や「PLATEAUデータを活用した作品紹介」といったセッションが設けられている。PLATEAUを用いた実際の取り組みや活用事例、作品について、開発関係者などが登壇して紹介する予定だ。

 登壇者は、2024年2月にPLATEAUと共催してXRアプリ開発のハッカソンイベントを開催した森ビル株式会社の研究開発チーム「TOKYO NODE LAB」のプロデューサー茂谷一輝氏、「PLATEAU AWARD 2023」でイノベーション賞を獲得した東京大学 相澤研究室 360-CV班を指導した東京大学大学院情報理工学系研究科教授の相澤清晴氏、「PLATEAU AWARD 2023」ファイナリストのPLATEAU Windows代表 鈴木裕之氏をはじめ、6名が予定されている(※登壇者は決定次第随時発表される予定)。

2024年2月24日に行われた「PLATEAU AWARD 2023」での東京大学 相澤研究室 360-CV班(左)とPLATEAU Windows(右)のプレゼンテーションの様子

 Project PLATEAUでは、これまでに生み出してきた「実際に役立つ」サービスを社会に実装すべく、「実証から実装へ」とフェーズを移行し、新たな取り組みを展開していくという。その一環として今回、地方公共団体でのPLATEAUデータ整備・活用事例、民間事業者のサービス事例、個人によるPLATEAUデータを活用したアイデアや作品を紹介すべく、「まちづくりDX全国会議 presented by 国土交通省都市局」を開催する。併せて、登壇者、参加者同士の良いよりネットワークづくりを促進すべく、ネットワーキングイベントを実施する。

 地域課題の解決手法を検討している自治体関係者をはじめ、PLATEAUを使った新たな着想・ヒントを得たいビジネスパーソンやクリエーター、まちづくりや3D都市モデルに関係するネットワークを拡げたい人など、興味や関心があればぜひ参加してはどうだろうか。

まちづくりDX全国会議 タイムテーブル


 16:30 開会・主催挨拶
 16:40 PLATEAU 概要説明
 16:45 自治体・事業者取組紹介
 17:35 PLATEAUデータを活用した作品紹介
 18:15 国土交通省からのお知らせ
 18:30 ネットワーキング
 19:30 閉会

(※内容は変更する場合があります)

登壇者


【森ビル株式会社】

森ビル株式会社 TOKYONODE運営室
茂谷 一輝 氏

1995年愛知県生まれ。横浜国立大学理工学部電子情報システムEP卒業。東京大学大学院学際情報学府先端表現情報学コース修了。森ビル株式会社新領域事業部TOKYONODE運営室所属。虎ノ門ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE」の企画と開業に従事後、研究開発機能「TOKYO NODE LAB」のプロデューサーを務め、新たな都市体験を創出する様々なプロジェクトを推進。

 

【東京大学 相澤研究室 360-CV班】

東京大学 大学院情報理工学系研究科
電子情報学専攻・教授
相澤 清晴 氏

1983年東大電子工学科卒業。88年同大学院博士課程修了。工博。東大工学部助手、講師、助教授をへて、2001年より教授。現在、同大情報理工学系研究科電子情報学専攻。東京大学連携研究機構VR教育研究センター長。画像・メディア処理に関する研究、とりわけ、領域融合的課題の研究に従事。日本IBM科学賞、電子情報通信学会より、論文賞、業績賞、エレクトロニクスソサイエティ賞、映像情報メディア学会より、功績賞、業績賞、論文賞、藤尾フロンティア賞等受賞。ACM TOMM、 IEEE MultiMedia、 IEEE Trans。 IP、 Trans。 CSVT、 Trans。 MultimediaでAssociate Editorを務める/た。映像情報メディア学会元会長、バーチャルリアリティ学会前副会長、電子情報通信学会情報システムソサイエティ元会長。IEEE / IEICE / ITE Fellow。 日本学術会議連携会員。

 

【PLATEAU Windows】

PLATEAU Windows 代表、システム開発
鈴木 裕之 氏

奈良県出身。WEBエンジニアを経てVR/xRエンジニア・ディレクターとして様々なプロジェクトに携わる。
2022年PLATEAU Windowsとして活動開始。
PLATEAU Hack Challenge 2022 CityGML賞、PLATEAUアワード2022PLATEAU賞、PLATEAU Acceleratorプログラム第一期参加、「建築雑誌」23年10月号寄稿、虎ノ門TOKYO NODE XR HACKATHONファイナリスト、PLATEAU AWARD 2023ファイナリストと継続活動中。

※このほかにも登壇者調整中。決定次第、イベント情報・申込ページに随時追加予定。
 

 開催概要
「まちづくりDX全国会議 presented by 国土交通省都市局」

 ■日程:2024年5月28日(火)

 ■場所:
 ・現地参加/会場:日比谷スカイカンファレンス
 ・オンライン参加/Teamsにてオンライン配信(※申込者に配信URLを送付予定)

 タイムスケジュールなどイベントの詳細や最新情報、参加申し込みについては、
 下記、イベント情報・参加申込ページ(Peatix)を参照。
 https://ascii20240528.peatix.com/

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