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日本語版アプリも試した! 「Apple Music Classical」発表会レポート

2024年01月23日 09時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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指揮者の佐渡 裕さん

日本のアンバサダー
佐渡 裕さんと村治佳織さんがイベントに登場

 発表会のステージにはゲストとして、Apple Music Classicalのアンバサダーである指揮者の佐渡 裕さん、ギタリストの村治佳織さんが登壇しました。インタビュアーを務めたのはApple Music 1ラジオで人気のチャンネル「J-Pop Now Radio」のDJとしても活躍する落合 健太郎さんです。

 Apple Music Classicalをいち早く試した佐渡さんは「おすすめの楽しみ方」について聞かれ、次のように答えています。

 「私はよく周囲の方々から『オーケストラの演奏は指揮者によって変わるのか』という質問を受けることがあります。Apple Music Classicalの作品カタログは検索条件に指揮者、演奏者、オーケストラなどを選んで探せます。例えばベートーベンの交響曲第5番『運命』を、異なる指揮者とオーケストラが演奏している作品を聴き比べてみてください。色んな発見が得られて楽しめると思います」(佐渡氏)

ギタリストの村治佳織さん

 村治さんは「クラシック音楽にあまり詳しくない方も、自身の興味に近く引き付けてApple Music Classicのカタログを検索してみると、親しみが持てる切り口が見えてくる」と話します。

 「音楽の教材に載っている有名な『作曲家』の作品から聴いてみたり、カタログにある作品を『国』や『年号』で検索してみると意外なクラシック音楽に出会えるかもしれません。アプリの『見つける』タブの中に入ると楽器ごとに、あるいは歌曲は声域ごとにとても細かく探せるユーザーインターフェースになっています。自分の好きな楽器など、つながりが感じられるキーワードから、見つけた作品を聴いてみてもよいと思います。iPhoneやiPadを使って、Apple Music Classicalが配信する沢山の作品が簡単に楽しめる時代がやってきました。アップルのデバイスやサービスを軽々と使いこなす子どもたちが、新しい時代にどんな音楽をつくってくれるのか、どんなオーディエンスになってくれるのか私もすごく楽しみです」(村瀬氏)

村治さんはステージ上で3曲を演奏しました

 この日の発表会では、村治さんによる特別なギター演奏のライブパフォーマンスも披露されました。村治さんはステージで『エターナル・ファンタジア<奈良:薬師寺にて>』『禁じられた遊び』『タンゴ・アン・スカイ』の3曲を演奏しました。Apple Musicには、ドルビーアトモスによる空間オーディオリスニングが楽しめる村治さんの作品もあります。筆者もこの日のライブの感動を、24日以降にApple Music Classicalで再び味わいたいと思いました。

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