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導電性の天然素材を使い、家具や装飾品で「さりげなく」健康状態を計測、東北大学/ビヨンドエス【3/3入場無料】

3/3開催「JAPAN INNOVATION DAY 2023」出展企業紹介

連載
JAPAN INNOVATION DAY 2023

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360度カメラとVRを用いた仮想的な発達障害体験で
障害者の困りごとを体感し共有する、香川大学

出展団体:国立大学法人香川大学

【事業概要】
 本チームは、障害者支援(特にコミュニケーション支援)の専門家である 香川大学 教育学部 特別支援教育 坂井聡教授と、リハビリテーション科学(特にシステム設計)を担当する香川大学教育学部 技術教育 宮崎英一氏で構成。
 それぞれの専門性を活かし、アイデア(坂井)+プロトタイプ作成(宮崎)という構成で、アイデアを形として実現(実証実験)してきた。さらに、このプロトタイプをもとに、幾つかの企業との共同研究を進めている。

【コンテスト等受賞歴】
企業との共同研究等では
・異能ベーション 2020年異能vation最終選考通過者 異能β採択
・IAUDアウォード2021  銅賞 教育部門 アシストガイド(ソフトバンクとの共同研究)
・IAUDアウォード2017  金賞 教育部門(富士通との共同研究)ともに学ぶプロジェクト 障がいの有無によらず共に学ぶためのICT利活用
・IAUDアウォード2014  金賞 未来世代部門 (富士通との共同研究) 特別支援スマホアプリ 特別な支援を必要とする子どもたちの生活と学習をサポート
・2014年度 グッドデザイン賞 特別支援向け学習アプリ『キッズタッチ』(富士通との共同研究)
・2011年度 グッドデザイン賞 携帯電話用アプリケーション [特別支援携帯アプリ] (富士通との共同研究)
などの実績があります。

展示ブース名:今日からあなたも障害者!

【出展団体から】
――展示ブースの概要は?

 肢体不自由等の障害は周囲の人にイメージ的に理解されやすいが、発達障害は、外見で判断できず周囲に理解されにくい。文部科学省の調査では、特別な教育的支援を必要とする児童生徒は、約6%の割合で通常学級に在籍しているが、多くの場合、発達障害者がなぜ困っているかが理解されていない。
 我々は障害者の困りごとを体感するためにVRを用いた仮想的な発達障害体験を行ってきた。しかしこれは、あらかじめ準備したVR動画を使用するので、実際の日常体験との親和性が薄い。そこで本研究では、体験者に360度カメラを装着してもらい、これで撮影した360度動画にリアルタイムで「発達障害者が見ているように見える動画処理」を行い、それを体験者がVRゴーグルで視聴するMR(複合現実)システムを提案する。

――展示のポイントを一言で。
 発達障害を持った人の日常がMRシステムを用いて体感できます。

――アピールポイントは?!
 発達障害は外見で判断できず、個人によっても大きく異なるため他人に理解されにくいという問題があります。ここでは、体験者に360度カメラを装着してもらい、これで撮影した360度動画にリアルタイムで「発達障害を持った人が見ているように見える動画処理」を行い、それを体験者がVRゴーグルで視聴するMR(複合現実)システムを提案します。発達障害を持った人の日常生活を体感したい人に見てもらい、どのような困りごと持っているかを共有してほしいと思います。

◆続いては――― 株式会社Xenoma◆
> スマートアパレル「e-skin(イースキン)」を用いたヘルスケアサービスを提供する、
Xenoma(次ページへ)

「JAPAN INNOVATION DAY 2023(JID 2023)」

 日程:2023年3月3日(金) 開場 10:00 閉場18:00(予定)
 会場:赤坂インターシティコンファレンス(東京都港区赤坂)
 公式サイト:https://jid-ascii.com/
  ※日程・内容は予定です。都合により変更となる場合があります。

■ 参加チケットのお申し込みはコチラから(入場無料)■
(Peatix)

 

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