メルマガはこちらから

PAGE
TOP

メルク、「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)2022」にてデジタルリビングの進化に向けたテクノロジーとアプリケーションを紹介

PR TIMES

メルクエレクトロニクス株式会社
・CES 2022にて、エレクトロニクスの将来のトレンドについて講演 ・業界のエキスパートやパートナー企業とともに、量子・ニューロモルフィックコンピューティング、メタバース、半導体、ビッグデータ、バイオエレクトロニクス、スマートアンテナ等のテーマについてパネルディスカッションを実施


2021年12月13日付、ドイツ・ダルムシュタット発、世界有数のサイエンスとテクノロジーの企業であるMerck(以下メルク)は、2022年も世界最大級のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)2022に出展し、デジタルリビングを進化させるテクノロジーとアプリケーションを紹介することを発表しました。メルクは、2022年1月6日(木)および7日(金)に当社幹部と業界のエキスパートやパートナーによる「Tech Talks」を開催します。

メルクは今年、半導体製造向けなどの電子材料を提供するエレクトロニクス・ビジネスのイノベーションと生産能力向上を目的に、全世界で総額30億ユーロを大幅に超える投資を行うことを発表しました。これによりメルクのエレクトロニクス・ビジネスは、AI、ビッグデータ、IoT、5Gなどがもたらす成長機会を活かし、生産能力の拡大と新技術や材料のイノベーションの実現を目指します。CES 2022では、メルクの経営陣、業界の専門家や開発パートナーが「Tech Talks」に登場し、未来のコンピューティング、メタバース、データアナリティクスおよびデータシェアリング、バイオエレクトロニクス、スマートアンテナによるブロードバンド接続などのテーマについて議論します。

メルク経営執行委員兼エレクトロニクス・ビジネスCEOであるカイ・ベックマン(Kai Beckmann)は次のように述べています。「メルクは、未来に向けてハイエンドな消費者向けアプリケーションの実現のために科学技術の限界を押し広げています。エレクトロニクス業界の様々なイノベーションを実現するカギとなる材料やソリューションを通じて、メルクは、お客様とともに業界をけん引しており、産業の垣根を超えて大きく貢献をしています。私たちは日々の生活を豊かにする技術の開発を加速し、持続可能なデジタル世界の明日を創造していきます」

CES 2022「Merck Tech Talks」のスケジュール
ラスベガス・コンベンション North Hall EMD Electronics ブース番号8907
※日時は全て太平洋標準時(PST)です。

1月6日(木)10:30 a.m.:「Digital Optics and Metaverse – The Demise of the Square Screen(デジタルオプティクスとメタバース - スクエアスクリーンの終焉)」
https://www.linkedin.com/video/event/urn:li:ugcPost:6874433397352128512/
本パネルでは、従来のデジタルスクエアスクリーンから、VR、XR、ARなどの新しいフォームファクターへの移行を通じて仮想世界と現実世界を融合させ、真の没入体験を実現するために必要な素材と技術について議論します。パネリストは、オフィスのツールからゲーム、コミュニティ・プラットフォームまで、さまざまな仮想現実の中で物理的な距離にとらわれず人々がオンラインでコネクトするための課題と可能性を提示します。

1月6日(木)12:00 p.m.:「Data as a Game Changer for Manufacturing Excellence(データを活用したものづくりの革新)」
https://www.linkedin.com/video/event/urn:li:ugcPost:6874112904824717312/
メルク経営執行委員兼エレクトロニクス・ビジネスCEO カイ・ベックマン(Kai Beckmann)、Palantir 最高執行責任者(COO)シャム・シャンカー(Shyam Sankar)、SEMI Americas社長 ディビッド・アンダーソン(David Anderson)、Athinia CEO ローラ・マッツ(Laura Matz)らが、日常で使用される電子機器に直接影響を与えている今日の半導体業界の喫緊の課題を、データ分析がいかにして解決できるかについて議論します。また、チップ不足、品質、サプライチェーンの透明性、市場投入までの時間といった重要な課題の解決を支援する、半導体業界向けの安全性をもつ新たな共同データ解析プラットフォーム「Athinia」についても解説します。

1月7日(金)10:30 a.m.:「The Race to the Future Computing Paradigm(未来のコンピューティングパラダイムに向けた競争)」
https://www.linkedin.com/video/event/urn:li:ugcPost:6873796556617781248/
家電製品のパーソナライズ化、スマート化が進み、機械学習(ML)と人工知能(AI)が必要とされています。電子機器やデータセンターのデータの爆発的な増加と性能・機能の急速な進歩を支えるため、ニューロモルフィックコンピューティングや量子コンピューティングなど新たなコンピューティングパラダイムが台頭しています。本パネルでは、メルクのコーポレートベンチャーキャピタルファンドであるM Venturesのダニエル・フランケ(Daniel Franke)と、SEEQCとMemryXの担当者が、コンピューティングの未来と消費者への影響について議論します。

1月7日(金)12:00 p.m.:「Smart Antenna Satellite Broadband Connectivity – A Solution for the Digital Divide(スマートアンテナの衛星ブロードバンド接続 - デジタルデバイドの解決策)」
https://www.linkedin.com/video/event/urn:li:ugcPost:6874504071500349440/
低価格のスマートアンテナを介した低軌道衛星との接続は、地球上のあらゆる地域に低コストでインターネットアクセスを提供するためのソリューションとなります。液晶ベースのスマートアンテナ用ソリューションであるlicriOn™は、静止衛星や移動衛星に簡単に接続できる次世代のビームステアリング(電子追尾)式アンテナを実現します。本パネルでは、メルクと開発パートナーであるNexTennaより、licriOn™を搭載したスマートアンテナが、あらゆる国・地域でもデジタルリビングを進化させる可能性を秘めていることを説明します。

メルクブースでは、Tech Talksに加えて、eyrise(R) Dynamic Liquid Crystal Glazingの実演や、AI、ニューロモルフィックコンピューティング、量子コンピューティング、メタバース、バイオエレクトロニクスのエキスパートとお会いできる機会をご用意しています。

メルクについて
Merck(メルク)はヘルスケア、ライフサイエンス、エレクトロニクスの分野における世界有数のサイエンスとテクノロジーの企業です。がんや多発性硬化症のためのバイオ医薬品を用いた治療法から、科学研究と生産に関する最先端システム、スマートフォンや液晶テレビ向けの液晶材料にいたるまで、約58,000人の従業員が人々の暮らしをより良くする技術の一層の進歩を目指しています。2020年は66カ国で175億ユーロの売上高を計上しました。

メルクは1668年に創業された世界で最も歴史の長い医薬・化学品会社で、創業家が今でも、上場企業が率いるグループの株式の過半数を所有しています。メルクの名称およびブランドのグローバルな権利は、メルクが保有しています。唯一の例外は米国とカナダで、両国ではEMDセローノ、ミリポアシグマ、EMDエレクトロニクスとして事業を行っています。

メルクエレクトロニクス株式会社について
メルクエレクトロニクス株式会社はメルクのエレクトロニクス・ビジネスの日本法人です。液晶材料の輸入販売および半導体製造用特殊化学品の研究開発、販売を行っています。メルクのエレクトロニクス・ビジネスの詳細については https://www.merckgroup.com/jp-ja/company/who-we-are/electronics.html をご覧ください。