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Eco-Drive Riiiverの使い方 第19回

シチズン光発電スマートウォッチ「エコ・ドライブ Bluetooth」をRiiiver化する

2021年08月19日 09時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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IoTプラットフォーム「Riiiver」公式サイト ※リンクをクリックすると「Riiiver」公式サイトに移動します

新たにRiiiverに対応し、できるようになったこと

 冒頭でも述べたように、そんなW770が「Riiiver」に新対応したわけだ。「Riiiver」とは、シチズン時計が展開するIoTプラットフォームのことで、元々は旧「Eco-Drive Riiiver」シリーズのウォッチが対応していたものだ。

 IoTプラットフォーム「Riiiver」は、簡単に言えば「トリガー」「サービス」「アクション」という3つの機能のピースをプログラミングのように組み立てて利用するサービスだ(※3つのピースを合わせた機能のまとまりは、iiidea=アィイデアという名称で呼ばれる)。例えば、ウォッチ側のボタンを押すことをトリガーに設定し、対応するスマートリモコン経由で部屋のエアコンをONにする、といった操作も可能。このように、カスタマイズ次第で様々な機能ができるようになると言えば、このアップデートの重要性が伝わりやすいだろう。

 実際に「Eco-Drive Riiiver」シリーズでスマートリモコンを操作する操作は、記事「家電の自動操作ができるスマートウォッチ、シチズン「Eco-Drive Riiiver」でスマートリモコン連携の新機能を試す」にて検証しているので、詳細が気になる場合は確認してみてほしい。

 ただし、「Eco-Drive Riiiver」向けに提供されていたサービスが、そのまま全てW770で使えるわけではない。W770向けに調整されたオリジナルな形のRiiiver連携となるため、一部差異があることはあらかじめ理解しておきたいポイントだ。

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