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Ryzen 9 5900X搭載のミドルタワーモデル「Silent-Master NEO B550A」で実力チェック!

Ryzen+RTX 3060 Ti搭載! 静音性と高性能を両立したデスクトップPC「Silent-Master NEO」はゲームや仕事でも大活躍

2021年03月29日 14時00分更新

文● 宮里圭介 編集●市川/ASCII

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グラフィックスやゲーム性能を3つのベンチマークで検証

 続いてグラフィックス性能を見ていこう。使用したのは定番ベンチマークソフトとなる「3DMark」と「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」(以下、FF XVベンチ)、そして「レインボーシックス シージ」の3つだ。

 まずは3DMarkの結果から見ていこう。

「3DMark」から「Time Spy」の実行結果。スコアは11810としっかり高いスコアを叩き出していた

 「Time Spy」はDirectX 12世代のベンチマークテストで、解像度は2560×1440ドットとなるもの。さすがにこのテスト中はビデオカードのファンが高回転して騒音が気になったものの、同構成の別モデルと比べれば明らかに静かだ。

 騒音が小さいといっても性能はしっかりとしており、GeForce RTX 3060 Tiらしいスコアとなっていた。

 なお、3DMarkはDirectX 11世代のテストとなる「Fire Strike」や、レイトレーシングテストの「Port Royal」などもある。解像度の違いなどでスコアも変わってくるので、このTime Spyの結果と合わせ、グラフにまとめてみた。

ほかのテスト項目も試してみたので、スコアとしてまとめておこう。総じてスコアは高めだ

 もうひとつのベンチマークテストとして、FF XVベンチを試してみよう。こちらはよりゲームに近いベンチマークとなっており、スコアだけでなく、動作の快適性まで結果として表示してくれる。なお、FF XVベンチもDirectX 12世代となり、ベンチマークソフトとしては比較的重たい部類に入る。

 設定は、画質に「高品質」、解像度に「1920×1080ドット」、表示方法に「フルスクリーン」を選んだ。

FF XVベンチの結果は、スコアが11407、評価が「とても快適」。文句なしに遊べる性能だ

 評価に「とても快適」とある通り、フルHDであれば高画質でも余裕をもって遊べることがわかる。ちなみにこの評価は12000以上で「非常に快適」となるため、上から2番目のものだ。

 解像度を上げるとどうスコアが変化するのか気になったので試してみたところ、2560×1440ドットではスコアが8515で評価が「快適」、3840×2160ドットではスコアが5012で評価が「やや快適」だった。

 さすがに解像度が高くなると動作は厳しくなってくるが、4K解像度(3840×2160ドット)でも遊べるだけの実力があるというのはうれしいところ。GeForce RTX 3060 Tiは上位にGeForce RTX 3070/3080/3090があるため、どうしても性能が低いと思われてしまいがちだが、実際はかなりの高性能だということわかる結果となった。

 画質を向上させながら負荷が軽くなる「DLSS」を活用すれば、さらに快適に遊べるようになるだろう。

 最後は、FPSタイトルのレインボーシックス シージ。設定は、総合品質に「最高」を選び、ゲーム内のベンチマーク機能を使用した。解像度は1920×1080ドット(FHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160(4K)の3つで試してみた。

レインボーシックス シージは元々軽いFPSとなるため、フレームレートは高め。とはいえ、4Kの最低FPSで148fps出ているのは素直にすごい

 フレームレートはしっかりと出ており、とくに注目したいのが、WQHDの結果。最低FPSでも248fpsとなっており、240Hzのゲーミングディスプレーに表示する際も十分な速度が出ているのだ。実際のゲームでは、ベンチマークの結果よりフレームレートは下回ることが多いとはいえ、WQHDの解像度で高リフレッシュレート表示できるというのは間違いない。

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