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OKI、新潟県の特別支援学校で初の遠隔職場実習を実施

PR TIMES

OKI
テレワーク体験を初めて中学部の生徒を対象に提供


遠隔職場実習の様子
OKIグループの特例子会社(注1)であるOKIワークウェル(https://www.okiworkwel.co.jp/)(社長:堀口 明子、本社:東京都港区、以下OWW)は、11月27日、新潟県立上越特別支援学校(http://www.jouetsu-tk.nein.ed.jp/)(校長:福田 功、所在地:新潟県上越市)において、中学部2年生1名を対象に「テレワーク」を体験する遠隔職場実習を実施しました。OWWはこれまで、特別支援学校高等部の生徒を対象に200名以上に遠隔職場実習を実施してきましたが、中学部の生徒を対象とする実習は初めてです。

OWWは、国連が定めたSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」の実現に向け、2004年から継続的に全国各地の特別支援学校(肢体不自由)に遠隔職場実習の場を提供しています。実習は、OWWが実際に在宅雇用で活用しているバーチャルオフィスシステムを用いて行っており、コロナ禍にあっても学校や病院、自宅にいながら受講することが可能なため、今年度も多くの学校から実施の要望を受けています。中学部の生徒の実習受け入れは初の試みとなりますが、早い時期から職場実習を受けることは将来の進路を考える上でも有益であるとの上越特別支援学校の提案に賛同し、実施に至りました。

実習の講師を務めたのは、自身も重度障害があり、通勤が困難で在宅勤務をしているOWW社員です。自らの体験・経験を活かし、在宅勤務をする上で最も重要なコミュニケーションの取り方や、プログラミング技術などのITスキルについて、北海道の自宅からネットワーク経由で、実習を交えながら指導しました。参加した生徒は、企業に出向くことなく自宅にいながら講師とコミュニケーションをとり、テレワークで働く体験をしました。

遠隔職場実習に参加した生徒からは「仕事を依頼されたときは疑問点をなくすこと、そして分からないときは聞き返しても良いということを学びました。これは日常生活の中でも重要だということに、あらためて気付くことができました。またプログラミング実習は、初めての事ばかりで難しかったですが、丁寧に教えてくださり、とても楽しく実習に取り組めました。楽しく、とても勉強になった一日でした。」との感想をいただきました。

OWWでは、全国21都道府県に56名の通勤困難な重度障害者が在宅勤務しています。障害者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みとして、このほかに特別支援学校(肢体不自由)の児童生徒・保護者を対象とした出前授業(https://www.okiworkwel.co.jp/lectures/career.html)も実施しています。今後も、子どもたちの勤労観・職業観を育成するキャリア教育への支援活動を続けていきます。

用語解説
注1:特例子会社
「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める、障害者の雇用に特別の配慮をした子会社。


沖電気工業株式会社は通称をOKI、株式会社沖ワークウェルは通称をOKIワークウェルとします。
本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。


本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
OKI 広報部
e-mail:press@oki.com
お問い合わせフォーム
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=015j

本件に関するお客様からのお問い合わせ先
OKIワークウェル
電話:03-5445-6805
e-mail:oww-info@oki.com