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miniも登場! iPhone 12、ASCII徹底大特集 第22回

「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」レビュー:

アップル「iPhone 12」デザインとカメラに驚きの連続

2020年10月20日 22時00分更新

文● 松村太郎 編集● ASCII

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●2つのモデルを統合したデザインの実力

 iPhone 12は、iPhone 11の194gから大幅に軽量化された162g。厚みは8.3mmから7.4mmへと薄く、幅は4.2mmも小さくなりました。こんなに小さくなるなら、画面サイズを犠牲にしてまで小型のモデルを求めるよりも、iPhone 12の6.1インチでちょうど良いのではないか、と感じたのです。

 もちろん、iPhone 12 miniにはよりコンパクトである良さもあるのでしょうが、iPhoneでの映像視聴も増えてくると、できるだけ大きな画面を携えたいと思うわけで。こうして、6.1インチサイズが手になじむという発見がありました。

 久々にiPhoneでアップルのデザインの進化を楽しむことができました。やはり握ってみるまでわからないものです。

 iPhone 12 Proはステンレススチールのフレームを持ち、アルミニウムの仕上げに比べると非常に光沢があります。これまでのステンレスよりもさらに光を反射し、特にゴールドモデルは色味が明るくなったことも相まって、「ギラギラ」という印象すらあります。新色となるパシフィックブルーは比較的落ち着いた質感ながら、真っ青に染まった反射光はiPhone 12 Proならではの輝きです。

 iPhone 12に比べるとProは25g重たくなっていますが、前年のモデルであるiPhone 11 Proと比べると、意外な事実が浮かび上がります。5.8インチから6.1インチへと画面が拡大しながら、1gの軽量化、幅は0.1mm増に抑え、0.6mm薄型化しているのです。幅がわずかしか変わらず薄型化が進んだため、iPhone 11 Proよりかなり握りやすくなりました。

 iPhone 11からも、iPhone 11 Proからも進化させて1つのデザインにまとめ、液晶6.1インチ系、有機EL5.8インチ系のいずれのモデルからもコンパクトで握りやすくまとめた点は、そのデザイン実装力の高さを感じます。

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