肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第51回
バーナーを初めて使う手間がかかった商品!食べてきました
ミスドの期待作「クリームブリュレドーナツ」、キーワードは「丁寧」
2016年01月04日 12時00分更新
バーナーで時間をかけてしっかりあぶる
生地を揚げて、カスタードクリームをたっぷりまぶして、砂糖を付けて。
砂糖が雪のようでとてもキレイ! その段階で食べたいくらい。ですが、最終の仕上げはここから。
ジャジャ~ン! 登場したのはバーナー。
クリームブリュレといったら、カリッと揚げられた香ばしい表面が特徴。ミスタードーナツではこのために、今までの商品では使ったことがないバーナーを取り入れました。
ご覧のようにバーナーで「ゴォー」っとあぶっていくと、やがて表面の砂糖においしそうに焼き色がついてきますよ。
砂糖に色がつくのって意外にも時間がかかるんですね。驚いたのはバーナーであぶる時間。サッと軽くあぶるんではなく、しっかりと時間をかけてあぶっていますよ。
居酒屋で、“あぶりしめ鯖”とかを目の前であぶってくれることがありますが(酒好き)、たいてい一瞬ですよね。バーナー調理ってそんなものかと思っていましたが、予想以上にずっと時間をかけてあぶっていました。
これが、キャッチフレーズである「丁寧」というところなんですね!
生地を揚げるだけなら、ドーナツづくりってそんなに手間がかからなそうですが、ひとつひとつにバーナーであぶるなど手間がかかっているなんて。
確かに、丁寧です。
香ばしくてふんわり食感の「クリームブリュレドーナツ」が完成
こうして、クリームブリュレドーナツが完成しました!
見た目はまん丸なドーナツで、表面に焼き色がついて全体が同系色になっているため、“クリームブリュレ”というスイーツ感はありません。
味はどうでしょうか?
食べてみると、まふっ、うんまい!
見た目はカレーパンのように丸いので、なんとなくどっしりドーナツを想像していたのですが、想像に反してフンワリと軽くて食べやすい。
断面を見てみると、このように生地に空洞がたくさんできているため、どっしりしておらず軽いのですね。後に残る食感はモチモチとしており、ポン・デ・リングに近いものがあります。
カスタードクリームはコクがあるけど甘さ控えめ。表面のキャラメリゼがカリッと香ばしく、フンワリとした生地がバランスよいので、「甘いのがそこまで得意じゃない」という人でもあっという間に食べれてしまうであろうおいしさでした。
バリエーションの『クリームブリュレドーナツ アップルシナモン』は、通常のクリームブリュレドーナツにシナモンが香るリンゴの果肉入りフィリングがトッピングされており、リンゴの甘酸っぱさとカスタードの甘みの組み合わせを楽しめます。
どちらもおいしいというのが素直な感想なので、カスタードの素朴なおいしさを楽しみたい人はクリームブリュレドーナツのほうを、果物の甘酸っぱい系の味が好きな人は“アップルシナモン”のほうをと、好みでわかれそうです。
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