(株)キタムラが6日発表した2015年3月期第3四半期決算(14年4~12月)は、売上高が前年同期比3.1%増の1143億3300万円、営業利益が同24.5%減の28億3700万円、純利益は同27.4%減の17億2500万円となった。
消費増税後の反動から回復して増収となったが、天候不順によるプリント部門の落ち込みや店舗リニューアルなどのコスト増で減益となった。店舗販売では、スマートフォン販売やApple製品修理サービス、年賀状販売が好調だったが、デジカメプリントが前年割れとなり、利益は減少した。同社のオムニチャネル戦略については、実施した施策に挙げられず、同戦略の影響は不明。