富士通は1月20日、ノートPC「FUJITSU Notebook LIFEBOOK」の新製品を発表した。ラインアップは下記の4機種で、法人向けに順次販売を開始する。
14型の薄型「LIFEBOOK U745/K」
「LIFEBOOK U745/K」は、ビジネスでの利用シーンが多いミニD-Sub 15ピンや有線LANポートを標準で搭載する、14型ノートPC。通常モデルと無線WAN搭載モデルを用意している。本体サイズは幅332.6×奥行き234×高さ19mmで、重量は通常モデルが約1.55kgで、タッチパネルを搭載すると約1.7kgとなる。バッテリー駆動時間は約9.5時間。
主なスペックは、2コア/4スレッドのCore i5-5300U(2.3GHz/最大2.7GHz)、標準で4GBのメモリー、標準で320GBのハイブリッドHDD、Windows 8.1 Pro 64bitやWindows 7 Professional SP1 64bitなど。無線通信機能としてIEEE 802.11 a/b/g/n/acとBluetooth 4.0を搭載し、各種カスタマイズに対応する。
セキュリティ面ではTCG Ver1.2準拠のセキュリティチップ(TPM)を標準搭載するほか、指紋センサーや手のひら静脈センサー、スマートカードスロットなどを追加可能だ。価格は通常モデルが36万8604円から、無線WANモデルが41万4072円からとなっている。
IGZO搭載で最長約20時間のバッテリー駆動「LIFEBOOK S935/K」
13.3型IGZO液晶ディスプレイ(1920×1080ドット/2560×1440ドット)を搭載しつつ、重量約1.21kgの軽量化を実現したウルトラモバイルノート「LIFEBOOK S935/K」。通常モデルと無線WAN搭載モデルをラインアップする。大容量バッテリー搭載時で約15.8時間、さらにマルチベイにオプションの増設用内蔵バッテリーユニットを追加すると合計約20時間の長時間バッテリー駆動が可能だ。
主なスペックは、2コア/4スレッドのCore i5-5300U(2.3GHz/最大2.7GHz)、標準2GBのメモリー、標準320GBのHDD、Windows 8.1 Pro 64bitやWindows 7 Propessional 64bit SP1 64bitなどで各種カスタマイズに対応。価格は通常モデルが32万4972円からで、無線WAN搭載モデルが38万8584円から。
コンバーチブルタイプの13.3型「LIFEBOOK T935/K」/12.5型「LIFEBOOK T725/K」
双方向に180度回転する液晶ディスプレイと、スタイラスペンを標準添付するコンバーチブルタイプのノートPC。上位モデルの13.3型「LIFEBOOK T935/K」は薄さ約17.1mmかつ重量約1.59kgの薄型軽量、12.5型「LIFEBOOK T725/K」は用途に合わせてユニットを交換できるマルチベイ構造を採用する。
上位モデルとなるLIFEBOOK T935/Kの主なスペックは、コア/4スレッドのCore i5-5300U(2.3GHz/最大2.7GHz)、標準4GBのメモリー、標準320GBのハイブリッドHDD、Windows 8.1 Pro 64bitもしくはWindows 7 Professional SP1 64bitなど。このほかIEEE 802.11 a/b/g/n/acとBluetooth 4.0を搭載する。液晶ディスプレイは1920×1080ドット表示だが、2560×1440ドットにカスタマイズ可能。価格はWindows 8.1 Pro 64bit搭載で、43万7508円から。
なお、下位モデルとなるLIFEBOOK T725/KはCPUやメモリーといった性能面は共通だが、液晶ディスプレイは1366×768ドットとなっている。こちらの価格はWindows 8.1 Pro 64bit搭載で37万1844円から。