AR.Droneの開発・販売で知られる仏パロット(Parrot)は、家庭菜園や室内園芸などに利用できる園芸用環境センサー「Parrot Flower Power」を発売した。
Bluetooth Smart技術を利用した環境センサーで、家庭菜園や植木鉢の土に挿し込んで利用する。Parrot Flower Powerは土壌水分、肥料濃度、気温、光量をリアルタイムに測定して内部のフラッシュメモリーに記録する。
管理には世界的な植物学者とのコラボレーションによって開発されたアプリ(iOS用)を用いる。定期的に送信されるデータによって水やりや肥料の量、温度や光量をグラフ形式で表示され、適切な植物の世話ができるほか、温度・光量不足が極端な状態の場合は通知される。
また、世界各国の植物学者が作成した植物・木・野菜を含む6000品種(3000種)のデータベースを収録し、植物の育成について正確な情報が得られるなど、園芸初心者でも上手な植物育成が可能。
Parrot Flower Powerのサイズは幅15×高さ20×奥行き2cm、重量は170g。単4乾電池で約6ヶ月動作する。価格は7344円、アプリは無料(AppStoreでダウンロード)。