無料通話・メールアプリ「LINE」を運営するLINEでは7月、スマホ版LINEのセキュリティ強化のために「PINコード」による本人確認手順を追加した。19日の発表によると、22日の14時ごろからはPINコードの設定が必須となる。
PINコードとは、LINEにログインしようとする場合に本人確認を行うための4桁の番号。番号が違うスマホでログインしようとする場合は、PINコードの入力により本人であることを確認する。
7月に「PINコード」による本人確認手順を追加したことで、「PINコード」を設定した場合、番号が違うスマホからのログイン時に「PINコード」の入力が必要となる。しかし、これはあくまで「PINコード」を設定した場合に限ったもので、「PINコード」設定をしていないユーザーもいた。
LINEではこれまでにも再三にわたり、セキュリティ強化策を打ち出したほか、パスワードの使いまわしなどユーザーに注意喚起してきた。今回、番号が違うスマホでログインしようとする場合に「PINコード」の設定を必須としたことで、さらなるセキュリティ強化を図る。