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ネット広告は動画の時代、効果測定はどうする?

2014年09月05日 04時43分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 オンライン広告のなかでも最近は、動画広告の市場拡大が見込まれている。動画コンテンツの視聴前や視聴中に流れる「インストリーム広告」は徐々に活発化しつつある。

 こうした背景から、市場調査会社のカンター・ジャパンはこのほど、「インストリーム広告」のブランド効果測定サービスを開始。動画広告の効果を消費者調査で明らかにする。

動画広告の効果測定サービスを開始したカンター・ジャパン
動画広告の効果測定サービスを開始したカンター・ジャパン

 同社ではすでに、バナー広告のブランド効果をリアルタイムに計測するバナー広告効果測定サービス「アドインデックス・ダッシュ(AdIndex Dash)」を広告主に提供している。今回、新たに開始した動画広告の効果測定サービスでも「アドインデックス・ダッシュ」を活用。インストリーム広告が配信される動画共有・配信サイトのユーザーに対し、「認知」や「好意度」などブランド効果に関する調査を実施する。

 広告が表示されるウェブサイト上ではなく、専用のウェブサイトに調査協力者を集めて調査することが大きなポイント。クリック数では測れない効果を明らかにする。

 ドワンゴとニワンゴが動画サービス「niconico」の「ニコニコ動画」に「再生前動画広告」を取り入れるなど、オンライン広告は動画の時代となりつつある。その広告効果測定ツールもニーズが高まりそうだ。

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