パナソニックは7月22日、ヘアードライヤーやナノスチーマー美顔器など、美容家電の新製品を発表した。
新製品のリリースにあたって、新たに宣伝キャラクターとして、モデルで女優の水原希子さんを起用。水原さんは実際に同社のドライヤーを使用しているといい、「速く乾くのに驚きました。面倒くさがりなので楽なのがいいです」と話した。CMではお風呂シーンを披露するが、水原さんは合計7時間もお風呂に入り、頭まで潜ったり水の中で歯を磨いたりしながら、過酷な撮影に挑んだという。
「ナノイー」を発生させるドライヤー「ナノケア」は新たに3機種
水に包まれた微粒子「ナノイー」を発生させるヘアードライヤー「ナノケア」シリーズからは、3機種が発表された。最上位モデルの「EH-NA96」は、ナノイーに加えて2つの「ミネラルマイナスイオン」発生部を搭載し、キューティクルの密着性を高め、摩擦ダメージを抑える効果が期待できるという。さらにEH-NA96は、周囲の温度をセンサーで検知し、室温に合わせて風の温度を調節する「インテリジェント温風モード」を搭載する。
「EH-NA56」は、海外でも仕える100-120V/200-240Vへの切り替えが可能。「EH-NA26」は小型サイズで、ナノケアシリーズ中で最も軽量なモデル。
価格はオープンで、予想実売価格はEH-NA96が1万9000円前後、EH-NA56が1万5000円前後、EH-NA26が1万1000円前後。いずれも9月1日より発売される。
美顔器スチーマー「ナノケア」シリーズからは冷温対応のモデルが登場
ナノサイズの蒸気を発生させるタイプの美顔器スチーマー「ナノケア」シリーズからは「EH-SA95」「EH-SA63」「EH-SA33」の3機種が新たに発表された。
ナEH-SA95はシリーズ最上位の温冷エステモデル。EH-A63は温スチームとナノイーを発生させるモデルで、EH-SA33は機能を温スチームに絞ったコンパクトタイプ。
最上位モデルのEH-SA95は、ナノケアシリーズの10周年モデル。温スチームと冷マイクロミストが2カ所から順番に発生し、温冷差の刺激を与えることでハリのある肌へ導くという。生活シーンやなりたい肌に合わせて選べる温冷プログラム(自動コース)に、「クイック温冷コース」、「クレンジングコース」を追加し、忙しい女性のライフスタイルに対応したとしている。
予想実売価格はEH-SA95が4万円前後、EH-SA63が3万1000円前後、EH-SA33が1万2000円前後。EH-SA95は11月1日、その他は9月発売予定。
「頭皮エステ」は新開発の「かっさブラシ」を搭載
ヘッドスパができるエステ機器「頭皮エステ」からは、サロンタッチタイプ「EH-HE96」と皮脂洗浄タイプ「EH-HM76」の2機種が登場。サロンタッチタイプは「ノーマルブラシ」と「かっさブラシ」2種のアタッチメントを搭載し、「心地よさ」「力強さ」の2種類のヘッドスパが選べる。新開発の「かっさブラシ」は、ブラシ内部に成形部品を埋め込んだ硬めのブラシで、「かっさモード」を使うとより力強く頭皮を動かすという。皮脂洗浄タイプは新機能「お好みスピードモード」を搭載し、毎分約170回転と毎分約120回転の2種類の早さを設定できる。
いずれも9月1日発売予定で、予想実売価格はEH-HE96が1万5000円、EH-HM76が1万2000円。
スチームで目元をケアする「目もとエステ」
温スチームで目元をケアする目元専用エステ機器「目もとエステ」からは、ビューティタイプ「EH-SW53」とリフレタイプ「EH-SW30」の2機種を発表。ビューティタイプは女性の美容ニーズに対応するモデルで、じんわりスチーム、強弱の変化をつけたリズムタッチ機能を搭載。新たに鼻あてパッドを追加し、フィット感を向上したという。リフレタイプは、42度の高温になる3段階の温感モードを搭載し、眼球とまぶたを左右独立して包むようなスチームを発生させる。従来モデル比で約19%スリム化し、約45g軽量化したという。
いずれも9月1日発売予定で、予想実売価格はビューティタイプのEH-SW53が1万7000円前後、リフレタイプのEH-SW30が1万5000円前後。