ニッセンと一般社団法人KAI OTSUCHIは6月6日、被災地でのICT(情報通信技術)人材の育成・雇用の拡大・町の活性化などを目的とした共同プロジェクトを岩手県大槌町で開始した。
まずは、アプリの開発人材を共同で育成。5月から運用と教育を開始し、25年度に5人の雇用を生み出した実績のある教育内容にデバック・テストの項目を追加。Skypeなどを活用し、ニッセンとKAI OTSUCHIで遠隔ミーティングを行いながら、ニッセンが提供するアプリを開発できるレベルまで能力を高める。
共同実施における役割として、ニッセンは週1回の遠隔ミーティングを行い、アプリ市場やマーケティングの動向を踏まえ、定期的な企画会議を実施。また、企画力の向上を図るべく教育を実施し、ニッセンプロジェクト人材の成長度合いを週1回確認しながら、成長に合わせた定期的なアプリ開発を推進する。
KAI OTSUCHIは、現場での実質的教育と役場報告における事務作業を担うほか、今後を見据えた開発環境の整備、企画の提出などを行う。