シード・プランニングの調査結果によると、国内のオンライン動画広告市場は、2012年の40億円から13年に132億円と約3倍に規模が膨らんだ。今後、14年に200億円、15年に300億円を超え、17年には13年比で約5倍、640億円規模にまで拡大すると同社は予測している。
こうした背景からサイバーエージェントは29日、オンライン動画広告事業の強化策を発表。オンライン動画広告の制作と販売に特化した専門組織「Online Video Studio」を6月1日に設立する。
「Online Video Studio」にはアメスタも加わる。アメスタは年間400本を越える著名人を起用した動画制作実績を持ち、そのノウハウを活用して動画企画をプロデュース。動画制作のパートナーにおいても共同テレビジョンや東北新社、ロボット(ROBOT COMMUNICATIONS INC.)などと協業して制作にあたり、質の高い動画広告を企画・制作することで、企業のオンライン動画広告効果の最大化を図る。15年4月までに100社の販売を目指す。