マウスコンピューターの「LuvBook L」シリーズは、コストパフォーマンスに優れた14型Ultrabookだ。CPUはCore i7-4500U(1.80GHz)でストレージにアクセスが高速なSSDを採用し、タッチ対応ディスプレーや11ac対応無線LANなど基本性能が充実している。それでいて直販サイトの最小構成価格が9万9800円(税別)と値段が手頃なのが魅力だ。普段使いのノートとして購入を検討している人もいるだろう。そこで今回は「LuvBook L」シリーズの中でも一番の売れ筋モデルである「LB-L471X」について、基本スペックやベンチマーク結果を紹介したい。
試用機の主なスペック | |
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製品名 | LuvBook L/LB-L471X |
CPU | Core i7-4500U(1.8GHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス(CPU内蔵) |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD |
光学ドライブ | なし |
ディスプレー | 14型(1600×900ドット) |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ac/a/b/g/n)、Bluetooth 4.0 |
インターフェイス | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×1、HDMI端子×1、マイク入力/ヘッドホン出力端子×1、マルチカードリーダー×1 |
本体サイズ/重量 | 幅338×奥行き233×高さ21.5mm/重量約1.8kg |
バッテリー駆動時間 | 約11.5時間 |
OS | Windows 8.1(64ビット) |
低価格ながらUltrabookとしては標準的なパーツ構成
今回紹介する2014年春モデルの「LuvBook L」シリーズは、CPUにHaswell世代のCore i7-4500U(1.80GHz)を採用する。前モデルに搭載されていたIvy Bridge世代のCore i7-3517U(1.90GHz)と比べると2コア4スレッドで動作する点は変わらないものの、TDP(消費電力量の目安)が17Wから15Wに減少するなど、省電力性能の面で改善されているのが特徴だ。
グラフィックス機能には、CPU内蔵のインテル HD グラフィックス 4400を利用する。前モデルでは外付けGPUとしてGeForce GT640M(1GB)を採用していたが、2014年春モデルでは内蔵GPUのみの構成だ。3D描画性能の面ではややパワーダウンしているが、使用用途がネットやビジネス用途中心ならそれほど問題はないだろう。
メモリーとストレージの容量は、モデルによって異なる。最安モデルは4GBのメモリーと128GB SSDを搭載した「LB-L471S」だが、マシンを長期間快適に使い続けるならメモリーとストレージの容量は多いほうが安心だ。値段と性能のバランスに優れているのは、8GBメモリーと256GB SSDを採用した「LB-L471X」。少しでもアクセスを高速化したいなら、よりストレージ性能に優れた500GB SSD搭載モデル「LB-L471X2」や1TB SSD搭載モデル「LB-L471X3」を狙う手もある。
「LuvBook L」シリーズ各モデルの違い | ||
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型番 | メモリー | ストレージ |
LB-L471S | 4GB | 128GB SSD |
LB-L471X | 8GB | 256GB SSD |
LB-L471X2 | 8GB | 500GB SSD |
LB-L471X3 | 8GB | 1TB SSD |
(次ページ、「日常的な作業なら十分快適にこなせるマシンパワー」に続く)
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「Luvbook L」は質感が心地よく親しみやすいデザインの14型Ultrabookだ