ドコモ・ドットコムは3月25日、「ECサービス利用実態に関する調査」を実施し、その結果を発表した。
調査結果によると、ECサービスを利用するのは、スマートフォンとパソコンどちらの利用が多いか聞いたところ、全体ではパソコンを優先的に使うユーザーが半数以上を占め、パソコンでの利用が主流であることが分かった。
男女別で見ると、男性は7割近くのユーザーがパソコンを優先的に使うのに対し、女性はスマートフォンを優先的に使うユーザーがパソコンを上回り、男女での利用傾向は大きく異なった。年代別では、男女ともに年齢が下がるにつれて、スマートフォンを優先的に使うユーザーの割合が増加。特に女性はその傾向が顕著で、20代以下ではスマートフォンを優先的に使うユーザーがパソコンを優先的に使うユーザーを大きく上回った。
同社はこれらの結果から、若年層がスマートフォンを優先的に使う割合が高いのは、PC所有率の低さや利用機会の少なさが理由として想定されるが、一方で、スマートフォンがECサービスを利用するデバイスとして十分に要件を満たすものと認識されていると分析した。
調査期間は2月7日から10日。