このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

4形状に変形するUltrabook「LIFEBOOK WT1/P」徹底解剖 第1回

左右180度のスイーベルが可能な直販サイト限定カスタムモデル

可変ギミックが面白い「LIFEBOOK TH WT1/P」の本体デザインをチェック (4/4)

2014年02月28日 11時00分更新

文● 高橋量

sponsored

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

豊富なインターフェースで拡張性もバッチリ

 インターフェースとしては外付け機器用にUSB 3.0端子×2、映像出力用にHDMI端子、SD/SDHC/SDXC対応のダイレクトメモリーカードスロットが用意されている。通信機能はIEEE 802.11a/b/g/nの無線LANと1000BASE-Tの有線LAN、Bluetooth 4.0+HS、NFC機能の構成だ。そのほかの機能としてはスライド式の指紋センサーと、1024階調の筆圧検知に対応したワコム製のデジタイザーを内蔵している。

本体左側面には電源コネクターとUSB 3.0端子、SD/SDHC/SDXC対応ダイレクトメモリーカードスロットを用意

右側面にはヘッドホン端子、USB 3.0端子、HDMI端子、スライド式の電源ボタン、有線LAN端子が配置されている

富士通製ノートでおなじみの指紋センサーは液晶ディスプレーの左下付近に配置

本体底面にあるステレオスピーカー。出力が低いので音質は控えめだ

 ユニークなのはスライド式の有線LAN端子だ。まずは本体右側面から端子を引き出し、さらに上に開くことで有線LANケーブルを接続できるようになる。Ultrabookでは有線LAN端子が用意されていないモデルが多く、会社の有線ネットワーク接続用に別途アダプターを用意する必要があるが、標準で有線LAN端子を用意しているのはうれしい。

収納時の有線LAN端子。LANケーブルを接続する場合は、まずカバーに指を引っ掛けて端子を引き出す

引き出した端子の上部を上方向にスライドさせる

有線LANケーブルを接続した状態。1000BASE-T対応で最大1Gbpsの高速な通信が可能だ

 バッテリーが取り外し可能な点にも注目したい。バッテリーの取り外しが不可能なUltrabookでは過充電や経年劣化によって容量低下しても、ユーザー自身で交換することができない。だが「LIFEBOOK WT1/P」は底面のバッテリーパックを取り外すことで、手軽に交換することが可能だ。オプションとして用意されているので、購入時に追加しておくといいだろう。

底面のカバーを外せば、内蔵バッテリーを簡単に交換できる

ビジネスシーンで活躍するハイエンドなUltrabook

 正直なところバリアススタイルの有用性については未知数だが、角度を自由自在に調整できるのは非常に興味深い。「相手に画面を見せる」という用途のほかに、便利な使い方がおそらくあるはずだ。おもしろいアイデアが思いついたときは、今後のロードテストで紹介したい。

 その点はさておき、機能面ではかなり充実しているのでさまざまなシーンで活用できるだろう。目的に合わせてスタイルを変えられるほか、2560×1440ドットのIGZO液晶ディスプレーで1画面あたりの情報量も多く、タッチ操作やペン入力、タイピングも快適。プライベートはもちろん、作業効率やスピードが求められるビジネスでも活躍するに違いない。


富士通

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事
富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART
【300*80】 ascii 富士通 WEB MART 個人

製品ラインアップ

ノートブックパソコン/タブレット

  • 富士通 FMV LIFEBOOK NH
  • 富士通 FMV LIFEBOOK AH
  • 富士通 FMV LIFEBOOK UH
  • 富士通 FMV LIFEBOOK CH
  • 富士通 FMV LIFEBOOK MH
  • 富士通 FMV LOOX
  • 富士通 arrows Tab QH

デスクトップパソコン

  • 富士通 FMV ESPRIMO FH
  • 富士通 FMV ESPRIMO DH

その他の注目商品

  • 富士通 ScanSnap コンパクトスキャナ