楽天は2月14日、子会社の楽天トラベルを4月1日に吸収合併すると発表した。
同社グループは、2001年にオンライン旅行予約サービス「楽天トラベル」を開始以来、国内外の宿泊予約、ダイナミックパッケージ、海外航空券予約、高速バスおよびレンタカーなどのサービスを拡充してきた。現在、楽天トラベル株は、2012年度の国内旅行取扱額において、主要旅行業者の中で2位になるまで発展している。
楽天トラベルは連結子会社の中でも重要性が高いことから、ナレッジシェアの促進や共通プラットフォームサービスとの連携強化など、ECをはじめとしたほかのサービスとのシナジーをより発揮するために本合併を決定。今後、コーポレート・ガバナンスの強化とシステム、人的活用の効率化を目指す。