フェリシモは9月19日、米国子会社であるFelissimo Universal Corporation of America(FUA社)を同日付で解散すると発表した。
フェリシモの100%出資子会社であるFUA社は、米国ニューヨーク市マンハッタンにおいて各種事業を展開。その後、海外事業の再編に伴い、所有不動産の賃貸などへの事業転換を模索してきたが、フェリシモグループにおける経営資産の効率化のため11年5月に同社の土地、建物の売却を実施した。売却後も新たな事業展開を検討していたが、昨今の米国の経済情勢や小売市場の動向が厳しい状況にあり、FUA社の解散を決定した。
同日より現地の法律に従って解散の手続きを開始し、9月末日までにFUA社から残余財産の分配を受け、12月末日までに精算結了となる見込み。なお、FUA社の解散に伴い、現時点において子会社清算益として約7000万円の特別利益が発生する見込み。