米グーグルは6月に、イスラエルの地図アプリサービス企業のウェイズ(Waze)を買収したと発表していたが、その効果がさっそく表れた。地図アプリ「Waze」のデータを「Googleマップ」モバイルアプリに組み込んだ。
Wazeではユーザーがコミュニティを形成し、渋滞や事故などの道路状況をはじめ関連情報をユーザーから収集し、リアルタイムで共有する。今回の新機能では、Wazeで得られたリアルタイムの交通情報がGoogleマップに反映される。
かたやWazeにもGoogleマップの機能が加わり、Waze上でGoogle検索の結果が表示される他、「Googleストリートビュー」や衛星画像がWazeでも見られるようになった。
なお、GoogleマップにWazeの情報が表示されるのは、現時点でアルゼンチンやブラジル、チリ、コロンビア、エクアドル、メキシコ、ペルー、フランス、ドイツ、スイス、イギリス、そしてアメリカの計13カ国。日本は含まれていないため、今後の対応に期待したい。