コードネーム“Haswell”こと第4世代Coreプロセッサーが登場し、PCメーカー各社からは続々と夏商戦向けの新製品が発表されている。その中で富士通は、今シーズンの目玉機種として3200×1800ドット/画素密度262ppiという超高解像度/高精細で、タッチ操作にも対応のIGZO液晶ディスプレーを搭載したUltrabook「LIFEBOOK UH90/L」を発表した。
Ultrabookのカテゴリでは11〜13型のディスプレーを搭載する機種が先行していたが、同社は昨年夏、あえて14型という一回り大き目のディスプレーを搭載した「LIFEBOOK UH75/H」を市場投入し、モバイルノートの枠内にとどまらない使い勝手の良さを提案。「LIFEBOOK UH75/H」は、性能に加えてデザインも高く評価され、グッドデザイン賞をも受賞した(関連リンク)。
そして今回、HaswellとIGZOを搭載して新たに登場したLIFEBOOK UH90/Lでは、LIFEBOOK UH75/Hから何を受け継ぎ、どのような挑戦があったのか。富士通と富士通デザインで本機を担当した6名のスタッフに、開発の裏側を聞いた。
主なスペック | ||
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製品名 | LIFEBOOK UH90/L | LIFEBOOK WU1/L |
CPU | Intel Core i5-4200U(1.6GHz) | Intel Core i5-4200U(1.6GHz)、Intel Core i7-4500U(1.8GHz) |
チップセット | — | |
メインメモリー | 4GB(4GB) PC3L-12800 | 4/8GB(8GB) PC3L-12800 |
ディスプレー(最大解像度) | 14型ワイド(3200×1800ドット)、タッチパネル、LEDバックライト | |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 4400(CPU内蔵) | |
ストレージ | 約500GB ハイブリッドHDD(HDD+NAND型フラッシュメモリー) | 約128/約256GB SSD(それぞれSATA、6Gbps)、約500GB ハイブリッドHDD(HDD+NAND型フラッシュメモリー) |
光学式ドライブ | — | |
通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、有線LAN(1000BASE-T) | |
インターフェース | USB 3.0端子×2、HDMI端子、100万画素ウェブカメラ、Bluetooth 4.0+HS | |
ダイレクト・メモリースロット | SD/SDHC/SDXC対応 | |
テレビ機能 | — | |
サウンド機能 | ステレオスピーカー、デジタルステレオマイク、ヘッドホン/ラインイン/ラインアウト兼用端子 | |
本体サイズ/重量 | 約幅329.9×奥行き229.9×高さ9.2〜15.5mm/約1.39kg | |
バッテリー駆動時間 | 約11.1時間 | 約11時間(Core i7-4500U)、約11.1時間(Core i5-4200U) |
OS | Windows 8(64bit) | Windows 8/Pro(すべて64bit) |