政府の規制改革会議は5日、約130項目にわたる答申をまとめ、安倍首相に提出した。
答申では、一般用医薬品(OTC)のインターネット販売を第1類・第2類も含め全面解禁するとした。2013年9月までに、ネット販売の安全性を確保した制度の枠組みを整える。
機能性表示が認められてない「いわゆる健康食品」の機能性表示については、一定の機能性表示を可能とする表示制度の整備を提案した。
また、特定保健用食品制度ではこれまで許可されない方針だった錠剤・カプセル形状の商品を認めることをよう求めたほか、表示内容の改善も提案している。栄養機能食品制度については、ビタミン・ミネラルに限られていた対象品目を拡大するように促している。
答申の「規制改革実施計画」は14日に閣議決定される成長戦略に盛り込まれる見込み。