タイムロードが5月11日から取り扱いを開始したヘッドフォンブランド「Audiofly」についての説明会を「春のヘッドフォン祭 2013」で実施した。
Audioflyはオーストラリアのヘッドフォンメーカーで、タイムロードが輸入総代理店となる。発表会ではAudioflyのCEOであるDave Thompson氏が登場し、製品を紹介した。
まずはインイヤーヘッドフォン4製品を発売。エントリーモデルとなる「AF33」(実売価格3500円前後)は、9mmのダイナミック型ドライバーを採用。ドライバーをカスタマイズしており、価格に対してサウンドのクオリティーには自信があるとのこと。「レスポンスはスローだが、その分ナチュラルあたたかいサウンド」だという。 」
カラーは6色展開で、その色にはミュージシャンであるCEOのこだわりがある。例えば黄色は「Gibsonのギターの色」から発想を得ている。
「AF45」(実売価格7000円前後)は11mmのダイナミックドライバーを採用し、「ナチュラルで忠実な再現性を狙っている」とのこと。
ケーブルは「AudioFlex」という独自仕様のものを採用する。シールドにCORDURAという、アウトドアウェアなどに使われているナイロンの一種を使用。丈夫で長持ちするという。また、内部のケーブルはねじってツイスト状にすることで電磁波の影響を低減するという。
デザインの発想はハーモニカ用マイクがベースになっているという。
「AF56」(実売価格1万2000円前後)は、Audiofly製品としては最大となる13mmの ドライバーを採用。全域でクリアかつ、低域はパワフルな音を目指している。
人間工学に基づいたデザインを採用し、最大23dBのノイズ低減性能をもつ高い遮音性も特徴。本製品もケーブルはAudioFlexだ。
「AF78」は9mmのダイナミックドライバーとBAドライバーを両方搭載するデュアルドライバー仕様。量感のある低域に細やかで力強い中域、ノビのいい高域を併せ持ち、高精度でクリアなサウンドが特徴だという。
なお、全機種ともマイク付き/ナシの2種類を用意している(価格はすべてマイクなし)。
Dave Thompson氏は「とにかく基本に忠実で誠実な製品を提供していく」とのこと。デザイン面かカラーリングなど こだわりを感じる特徴もあるが、1番の基本は「音楽を楽しむこと」だと語った。