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漢を磨くイカした13インチサブディスプレーと禁断の合体!
2012年04月09日 11時00分更新
文● 藤山 哲人
スマートフォンやゲームにつないで遊ぶと楽しさ倍増!
さてここまではOn-Lap 1301を見てきたが、新発売されるOn-Lap 1302も見てみよう。冒頭で紹介したとおり薄く軽くなったのが特徴だが、次のようなビミョーな点も異なっている。
4月13日発売予定の新製品「On-Lap 1302」。店頭想定売価は1万9800円前後
上がOn-Lap 1302(厚さ8mm)、下がOn-Lap 1301(厚さ13.8mm)。非常に薄くなっており、重さも24%軽量化されている
・HDCP対応で接続できる機器が大幅に広がった
著作権保護のHDCPに対応したことで、地デジやBlu-ray Discなどの映像が再生できる。夜にコッソリ見たい映像コンテンツは、大画面で見るより背徳感があって素敵だ。
HDCPに対応しているのでBlu-ray Discの再生もOK! コタツトップでゲームをプレイするのにも最適だ
・Macintoshに採用されている映像出力、Mini DisplayPortに対応
本体が白基調のカラーリングになり、別売のMini DisplayPortケーブル(店頭想定売価3150円)を使えばMacintoshでも使えるようになった。
別売のMini DisplayPortケーブルがあればMacintoshでも利用可能だ
15インチのMacBook Proにつないでみたが、白いカラーリングがMACとよく似合う!
・ノートPCの取りつけ機構がさらに進化し、着脱がより簡単に!
下の写真のように、吸盤式から金具&両面テープに変更されたことで着脱が簡単になった。そのうえ2段階の位置調整ができるようになったため、ノートPCの画面サイズとOn-Lap 1302の画面サイズが異なる場合でも、画面の位置を合わせやすくなった。これならノートでフライトシミュレーターを動かしても、コクピットパネルと視界が広がって操縦しやすくなる。
ノートPCに専用の金具を両面テープで貼り付ける
On-Lapをスライドさせて取りつけ完了。On-Lap 1301と同様に180度回転できる。最大で270度まで回転OK! しかも高さを2段階に調節可能だ
付属のHDMIもしくはアナログVGAケーブルを、ワンタッチで差すだけで接続完了
・専用スタンドが標準添付
写真のような板状のスタンドが添付され、自立するだけでなく、微妙な角度調整ができるようになった。液晶パネルがTN方式なので視野角が若干狭いため、これは凄く助かる。
On-Lap 1302に標準添付されている専用スタンドの「スタンドブリック1」。表面はゴムコーティングされているので安定して自立する
パネルの両サイドに噛ませて自立させる。噛ませる位置によって角度調整が可能だ
下に噛ませるとかなり垂直になる
On-Lap 1301でも使用可能だ
スマートフォンやタブレット用のスタンドとしても活用できる
・別売のスタンドを使うとさらに自由度の高いレイアウトに
別売のスタンド(店頭想定売価1980円)を用意すると、さらに自由度の高いレイアウトができる。
別売のスタンド「スタンドブリック2」。ちょと重いので持ち運びには不向きだが、パーツの組み合わせで何通りものレイアウトが可能だ
高さを稼げるので上下のマルチディスプレーにもできる。トレーダー向きかも?
スタンドなしでも縦置きにできるが、スタンドがあればより安定感が増す
ノートPCの背面に貼り付けるのがイヤなら、スタンドに乗せて使用すればいい
このスタンドがあればゲーム機やBlu-ray Discプレーヤー用のディスプレーとしても利用できる
面白い使い方としては、HDMI出力できるスマートフォンの外部ディスプレーとしても利用できる点だろう。動画サイトの映像や撮影した写真などを、迫力あるデカイ画面で見られるので、ちょっと不思議な感じ。このときのディスプレーの電源は、モバイルバッテリーから取ればいい。最近のモバイルバッテリーは、たいてい1Aを出力できるので3000mAhクラスなら、まず問題なく電源として使える。
まぁ「PCで見ればいいじゃん」って話なんだが、スマートフォンの何倍もある13インチのディスプレーをつなぐってトコに意味があるわけで……(笑)。
スマホのmicro HDMI出力に変換コネクターを咬ませてOn-Lapを接続
サブディスプレーの電力は、モバイルバッテリーから供給できる
スマホと同じ画面が大画面で表示できる。ただ使ったスマホは音声がHDMIに切り替わりヘッドホンから聞こえないが、他のスマホなら大丈夫だ
© 川原 礫/アスキー・メディアワークス/AW Project