独自の操作メニュー「クロスメディアバー」など
画面デザインも先進的
まずは、BRAVIAシリーズに共通の操作メニューや基本的な機能を見ていこう。同社は操作メニューに「クロスメディアバー」(XMB)を採用していることが大きな特徴。これは、ゲーム機の「プレイステーション 3」や「プレイステーション・ポータブル」でも搭載されているメニューで、ヨコ軸に放送メディアやネットワーク、動画・静止画などが配置され、それらを選択するとタテ軸に各コンテンツが表示されるというもの。
デザイン的にも斬新で、初めて使うと少々戸惑うこともあるが、直感的に操作できるので慣れてしまえば快適に使える。
番組表は、濃いめの地色に白抜き文字で表示。視認性は良いが、他社のテレビでは白地に黒文字の番組表が多いため、印象がずいぶん異なる。
番組検索は、ジャンルおよびキーワードでの検索だが、時間帯やジャンルに、複数のキーワードを組み合わせることができ、ピンポイントでの番組探しも可能。録画機能を持たないテレビの番組検索としては十分な機能だろう。
基本的な設定は、XMBの左端にある「設定」アイコンから行なうが、よく使う調整機能は「オプション」ボタンを押すことで呼び出せる。たとえば、放送を視聴しているときにオプションボタンを押せば、画質・音質などの調整機能が表示されるなど、そのときに使える機能がリストアップされるので便利だ。
画質調整では、それぞれのモデルに搭載された高画質機能の微調整が可能。KDL-46HX900の場合、画像処理エンジン「ブラビアエンジン3」の機能に加えて、より高度な画質改善能力を持つ「インテリジェントイメージエンハンサー」も備えているので、設定項目は多めだ。
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