楽天が11月9日に発表した2010年12月期第3四半期決算短信によると、売上高は16．4％増の2525億5600万円、営業利益は同14．5％増の442億200万円、経常利益は同15．4％増の431億1500万円、四半期純利益は同44．2％減の264億5900万円となった。
事業別にみると、EC事業の売上高は同24．9％増の1007億8900万円、営業利益は同12．6％増の275億8900万円。
主力である「楽天市場」において、品ぞろえの拡充、未開拓ジャンル・地域での新規出店店舗の獲得、注文を受けた翌日にユーザーの手元に商品が届くサービス「あす楽」の配送品質向上に取り組み、ユーザー満足度の向上を目指した。
また、猛暑の影響により秋・冬物商材の出足が鈍かったこと、ユニーク購入者数・注文件数がともに堅調に推移。流通総額（「楽天ブックス」を含む）は同17．3％増と高い成長を達成した。
