ファンケルが６月２１日に発表した２０１０年５月度月次売上高情報によると、売上高は前年同月比７．０％減の７４億２３００万円だった。
販売チャネル別では、通信販売は同１１．５％減、店舗販売は同３．１％減（既存店売上高は２．１％減）、卸販売他（海外への卸販売を含む）は同２．２％増となった。
事業別では、化粧品関連事業は同９．５％減。ファンケル化粧品は、マイルドクレンジングオイルのＴＶＣＭ など、積極的な販促を実施した反動で、同６．８％減の２９億８５００万円となった。アテニア化粧品は、基礎化粧品の販促に努めたものの、大型キャンペーンを実施した影響で、同１８．２％減の７億４９００万円となった。
栄養補助食品関連事業は、中高年向けのサプリメントが好調だったものの、ビタミン、ミネラルが振るわず、同８．５％減の２０億６２００万円。
発芽米事業は、通販チャネルの販売が不調で同８．４％減２億２７００万円。青汁事業は、粉末タイプが好調に推移し、同１２．５％増の３億１８００万円だった。
いいもの王国通販事業は、初夏向けの季節商材が振るわず同８．６％減の６億５５００万円となった。
