日本のアクションゲーム史を語る上で外すことができない、PC-88シリーズで発売された名作「イース」の記念すべき第1作と第2作が「イースI&II クロニクルズ」となってPSPで登場した。同作品のベースは、2002年にWindowsXP用として登場した「イースI&II 完全版」となっている。
今回のPSP用では、キャラクターのグラフィックに描き下ろしイラストが使用されているのだが、この新しいグラフィック以外にも「イースI&II 完全版」のグラフィックが収録されていて、好みに応じてグラフィックの切り替えができるようになっている。音源も複数のハードで使用されたものが用意されており、WindowsXPとPSPのほか、オリジナルとなるPC-88シリーズ用の音源も収録している。
ショップの反応は「新規ユーザーにも購入していただきたい名作ですが、やはり購入していくのは、高めの年齢層です」や「グラフィックが今風になって、グッと萌えポイントは上がっています」といったアキバらしい声も聞くことができた。
これがPS3の限界か!?
美麗グラフィックの「プロ野球スピリッツ6」
冷房の効いた部屋にいながらスタジアムでの野球観戦気分を味わえる、実写かと見間違うほどの超綺麗なグラフィックで登場したのは「プロ野球スピリッツ6」。同作品は、PS3とPS2の2つのハードで登場しており、PS3版ではネットワークを使った対戦なども可能だ。
同タイトルを発売しているのは、日本が2連覇を飾った「WORLD BASEBALL CLASSIC」のオフィシャルスポンサーとして協賛したコナミ。ということで、他社のタイトルでは搭載不可能なWBCモードで遊ぶこともできるようだ。
ショップスタッフからは「このゲーム買うなら、PS3を買わないと本当の意味で遊んだとは言えないんじゃないでしょうか」と話していた。
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