微妙に機能が制限されるBDP-120
全機種ともHDMIにおける色数の拡張機能である「Deep Color」や、映画のフィルムと同じコマ数で出力する1080/24pに対応する。ただし、BDP-LX52とBDP-320は48bitのDeep Color出力が可能だが、BDP-120は32bitまでとなる。
また、全機種とも「DTS-HD」や「TrueHD」などのロスレスサラウンドフォーマットの再生(出力)ができ、さらにBDP-LX52とBDP-320は音声のジッターを抑える「PQLS」技術に対応する(BDP-120は非対応)。
従来、PQLSはCD音声出力(HDMI)のみに対応していたが、新機種ではBDやDVDの音声にも適用できるようになった。ただし、PQLSを有効にするには、対応するAVアンプなどが必要となる。
そのほか、BDP-LX52とBDP-320はハイビジョン映像に対応した3つのノイズリダクション(トリプル HD NR)に対応し、プラズマや液晶テレビ、プロジェクターといった表示装置に合わせた画質に調整する「ビデオアジャストモード」を搭載。また、待機状態のプレーヤーにBDメディアを入れるだけで、(HDMIで接続された)テレビの電源までがオンになる「スマートプレイ」機能も搭載する。
一方でBDP-120は、同社のプラズマテレビ「KURO」に最適化した映像を出力する「画質アジャスト」や、CMのスキップ機能、高速起動モードなどを搭載。より手軽に使える仕様になっている。