2005年6月にFX事業をスタートしたマネーパートナーズは、FX業者としては後発組になるものの、2009年2月時点で口座数は88675と人気の高い業者のひとつである。さらに、FX専用業者としては上場(大証ヘラクレス)している点も珍しい。
レバレッジは50〜100倍、ドル/円でのスプレッドは2銭からといった条件のほかに、Windowsで利用できる独自アプリケーション「ハイパースピード(HYPER SPEED)」の評判の高さも人気の秘密。売買の注文からチャート表示、テクニカル分析など、トレーディングとしての機能をほぼ網羅した高機能性が特徴だ。
なお、ハイパースピードを含む情報ツールは、受入証拠金5000円以上が利用条件となっていることに注意してほしい(口座開設後1カ月間は無条件で利用可能)。
Webページでの取引画面表示では、Javaプラグインのインストールが必須となるが、各種マニュアルなどがすべてPDFで公開されているため、Adobe Readerも用意しておこう。
Windowsのアプリケーションであるハイパースピードの使用条件は、CPUがCoreDuo以上、ディスプレイが1280×1024以上となっている。高機能なツールのため、マシンパワーは高いほうがいい。
また、原稿執筆時点ではWindows Vistaでの動作について推奨環境として保証していないが、不具合の報告はないとのことだ。ハイパースピードをWindows Vistaで利用しても、とくに問題はないだろう。
ハイパースピードを利用するためには、口座を開設したあと、インストール作業をしなければならない。
インストールが終了したら、さっそく起動してみよう。
ハイパースピードのアプリケーション開発は、松井証券のトレーディングツール「ネットストック・ハイスピード」を開発したシンプレクス・テクノロジー社(http://www.simplex-tech.co.jp/)が担当している。そのため、両ツールはどこか似た雰囲気がある。
上部のメニューの下に、タブが表示されている。このタブが、現在表示しているウィンドウになる。必要のないウィンドウは、閉じておけばいい。
ちなみに、チャートなら「2101」、建玉の照会なら「4103」のように、各機能には番号が割り振られている。メニューから呼び出すこともできるが、画面左上にあるボックスに数字を入力すれば、一発で機能を呼び出せるので、よく使う機能の番号は覚えておくと便利だろう。
次ページ「使える! ハイパースピード、その機能」に続く
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