2006年は、米アップルコンピュータ社にとって、社史に残る激動の年だった。Mac24ではMacとiPodのニュースを“濃く”お届けしてきたが、果たしてどの記事が読者の人気を集めたのだろうか?ページビュー(参照数)ベースで上位10位を抽出した。
順位 | 掲載日 | 記事名 |
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1位 | 8月9日 | これがデュアルコアXeonの実力だ! Mac Proを速攻ベンチ |
2位 | 4月6日 | パソコン史に残る一大事件! MacでWindowsが“快適”に動く『Boot Camp』の秘密に迫る |
3位 | 4月6日 | 【Boot Camp】OS XとWindows XPのデュアルブートが可能なIntel Macの作り方 |
4位 | 5月20日 | MacBookの基本性能を丸裸に! 徹底ベンチマークテスト |
5位 | 9月9日 | やっぱりCore 2 Duoは速かった? 新iMacの性能を速攻テスト |
6位 | 1月14日 | 【Macworld Expo 2006 Vol.6】Intel Macに迫る! アップル製品担当者インタビュー |
7位 | 2月23日 | “4倍速い”は本当だった!? ウワサのIntel Macを速攻レビュー |
8位 | 8月11日 | 本誌アキバ担当者も「よくできてる!」と感動の『Mac Pro』を徹底分解 |
9位 | 6月19日 | 【レビュー】OS X上でWindowsが快適に動く“Parallels Mac”の作り方 |
10位 | 10月5日 | キミはビル・ゲイツのパイ投げ事件を見たか!? ――IT著名人必見YouTubeベスト映像 |
年間を通してみて見ると、特に印象的だったのがMacのハードウェアだ。
『iMac』と『MacBook Pro』の発表で“Intel Mac”時代の新しい幕を開けた1月。4月には、Windows XPとMac OS Xのデュアルブートを実現するβ版のソフト『Boot Camp』も登場した。その後、8月には『Mac Pro』が発表され、12年半に渡って続いたPowerPC搭載Macの歴史に終止符を打つ。
Mac Pro |
中でも外観デザインも含めてフルモデルチェンジとなったコンシューマー向けノート『MacBook』は、10万円台で米インテル社の最新CPU“Core”シリーズのを搭載するという点で人気を集めていた。
ソフトウェアでは、特にエミュレーター関連の話題が多かった。6月には米パラレル社が、Mac OS X上でWindows XPなど別のOSを起動できる仮想マシンソフトウェア『Parallels Desktop for Mac』を発表。米ヴイエムウェア社も同種のソフトである『VMware Fusion』(開発コードネーム)のβ版を12月に公開している。
一方で、Mac OS 9時代からMacで定番の仮想マシンソフトウェアとして親しまれていた『Microsoft Virtual PC for Mac』は、開発の中止が明らかにされている。
2006年は米アップル自体も創立30周年を迎え、かつスティーブ・ジョブズCEOの復帰10周年と、iPod発売5周年が重なるという話題に事欠かない年でもあった。
2007年には、次期Mac OS Xの“Leopard”やネットワークメディアプレーヤー“iTV”(開発コードネーム)の発表が控えている。Mac24では、新年のApple Storeの福袋発売を皮切りに、Macの最新ニュースを“特濃”でお届けしていくので、ぜひお楽しみに。