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ピクセラ、Mac用地上デジタル放送対応チューナー「CaptyTV Hi-Vision」を発表

ついにキタ! Macで地デジ!!

2008年08月19日 19時05分更新

文● MacPeople編集部

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ピクセラ(株)は18日、地上デジタル放送対応のテレビキャプチャー「CaptyTV Hi-Vision」を9月上旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、同社のオンラインショップ「ピクセラオンラインストア」の実売価格は2万2800円。

CaptyTV Hi-Vision」は、地上デジタル放送のフルハイビジョン番組を視聴できるUSB接続型のテレビキャプチャーユニット。購入時は視聴のみの対応だが、段階的な無償アップデートにより録画機能やダビング10を実装していく。さらに、実際に製品を購入したユーザーの代表とディスカッションを重ね、製品の方向性を模索していく「Mac 地デジ化プロジェクト!」も実施する予定だ。

CaptyTV Hi-Vision

本体サイズは幅78×高さ17.8×奥行き132mmで、重さは約110g。B-CASカードの差し込み口は本体裏面に用意されており、駆動方式はUSBバスパワーだ

StationTV LE for Mac

地上デジタル放送の視聴は、専用ソフト「StationTV LE for Mac」を利用する。チャンネルの切り替えや音量調節は、右側のコントローラーで実行可能。フルHDの番組をリサイズせずに楽しむには、24インチiMacもしくはBTOで高解像度モニターを選択した17インチMacBook Proが必要だ

対応システムは、Mac OS X 10.4.11以上(Leopard対応)。対応機種はCore Duo/Core 2 Duoを搭載したiMacとMacBookシリーズ(モニター別売りのMac miniやMac Proには非対応)。

Windows用の地デジチューナーが市場に多く出回っているのに対して、Mac版がこれまで登場しなかった理由をピクセラ(株)の開発者には「以前から準備は進めていましたが、本格的に開発を進めたのはガイドラインが明確になってから。またソフトやチップはすべて自社開発なので、多くの開発リソースを掛けるわけにはいかない」とのこと。Windows版の開発がひと山越え、今回やっとMacの順番が回ってきたという事情のようだ。


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