保存容量10GBに加えて、「ウェブギャラリー」に対応
アップル、ウェブサービス「.Mac」をアップデート
2007年08月08日 05時17分更新
文● MacPeople編集部
米アップル社は現地時間の7日、同社のウェブサービス「.Mac」をアップデートした。主な変更点は、(1)メールとiDiskの共有保存容量を合計10GBに増強、(2)iPhoto '08の「ウェブギャラリー」に対応、(3)独自ドメインへの対応──の3点。.Macの利用料は年間9800円で、60日間のフリートライアルも利用できる。
既存ユーザーはそのまま新しくなった.Macサービスを利用できる
メールサービス「.Mac Mail」とiDiskの共有保存容量が従来の1GBから10GBに増強された。.Mac Mail/iDiskへの容量の振り分けは、.Macのウェブサイトで設定できる
iPhoto風のインターフェースをウェブブラウザー上で実現する「ウェブギャラリー」。表示はグリッド/モザイク/回転トレイ/スライドショーから選べ、拡大縮小も可能。また写真だけでなく、ムービーにも対応している。なお、利用にはiPhoto '08が必要
従来は.Macのユーザーディレクトリーに展開されていたiWebによるウェブサイトを独自ドメインで公開可能。iWeb '08と独自ドメインが必要だ
.Macに加入すると、Finderとシームレスに連動するネットワークストレージ「
iDisk」の利用、「mac.com」ドメインのメールアカウントやウェブメールサービスの提供、iSyncによるアドレスブック/Safariのブックマーク/iCalカレンダーなどのシンクロ、簡易グループウェアなどのサービスを利用できる。なお、マスターアカウント1つとサブアカウント4つがセットになった「ファミリーパック」(1万8800円)もある。